静かなる一頁の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『静かなる一頁』に投稿された感想・評価

ROACH
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ディストピアSFかと見紛うほどの異常な廃墟へのこだわり。ベクシンスキー的とも言えるような魅力的な画作りなんだけど、いかんせん図書館所蔵のVHSで見たせいかディテールがよく分かんなくて雰囲気に呑まれて…

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shibex
5.0

イーストウッドが一生かかっても到達出来ないイーストウッドな映画
それはおそらくアメリカ映画の限界であり、フィクションの限界なのだろう
映画で物語を語るのではなく、映画館という空間自体をフィクションに…

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4.0

何を映そうとしているのかわからないショットと被写体の動きが緩慢なショットには超越した時間の感覚が宿っていて凄味を感じるが、人物がやや大きく動くショットには普通の役者が演じているんだなとわかってしまう…

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odyss
3.3

【天才ソクーロフの底なし神秘主義】

(以下は2001年に東京で鑑賞した際のレビューです。)

これまでソクーロフの映画は一作しか見たことがなかった。数年前、「ストーン」を某ミニシアターで見てみたの…

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“19世紀ロシアの散文をモチーフに”

幾何学的SF×ゴシック様式が魅せる、圧巻の形而上学的耽美世界への旅。
あるいは、ソクーロフの静謐なる純粋美が形づくる「イデア界」を目撃する。

ソクーロフベス…

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『罪と罰』の、老婆殺しの青年と、薄幸の少女の出会いを、ソクーロフ・ワールドともいえる、不思議な空間を背景に描いた、シネポエム。本作はソクーロフ25作目の作品だが、日本公開作品は、本作が2本目。1本目…

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セピア調の画面とタルコフスキー的なスローなリズムのお陰で究極の眠気が襲ってきた
城,水,霧,白鳥,飛び込み,屋根裏部屋,雨,巨像,絵画長回し,女ベッド,像潜り,像乳咥え,水沈み

【渋谷TSUTAYA VHS回収】
ソクーロフ監督作でタイトルに「静かなる」ときたら、それはそれはどんな睡眠導入映画なのかしらと思い、眠気のない午前中に鑑賞。
確かに静かで動きのないシーンもかなり多…

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