まず最初の感想は「ミツバチのささやき」よりこっちの方が面白かったのと、「アフターサン」にどこか似てると思ったこと。どちらも娘が死んだ父親のことを思い出しながら当時の父の本当の気持ちについて思いを馳せ…
>>続きを読むビクトル・エリセの映画は子供のときの宝箱のようだ。映画を見る=宝箱を開けると、そこにあるのはあのとき見ていた世界や信じていたもの、父親や母親の姿がある。『ミツバチのささやき』のアナ、『エル・スール』…
>>続きを読む美しい…北のぽつんとたたずむ一軒家。殺風景ではあるけれど、なにもないから何もかも美しく綺麗に見える。
時代はフランコ政権を背景としており、中心は父と娘の話である。
南の意味するもの、南を向いたまま回…
先日観た『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督の2作目の長編作品
スペイン北部の町で暮らすアナレス家の1人娘エストレリャの幼少期から思春期までの出来事と医者である父アグスティンとの関係を描く…
ヴィクトル・エリセが作り出すショットにおいて、「窓」は不可欠な要素に思われる。というのも、「窓」を通してもたらされる光が常に計算されているように思われるからだ。これは『ミツバチのささやき』でも『瞳を…
>>続きを読む2回目の視聴。
寒々しくも美しい景色はいいんだけど、オトンの婚外恋愛模様が今ひとつ納得できない。
8年も前の男から手紙もらった女が未練がましく返事書くか?
そんでオトン、何かに憑かれたようになって…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.