エリセは子供心や映画体験から来る心情の変化の緻密さにおいて天才的だとおもう。あの頃は親が完璧な人間に見えていた。予備知識は必須なのだけれど時代背景を知るとピースがハマったような感覚に陥る。戦火の描写…
>>続きを読む"なぜ 泣くの?"
"泣きたいから"
全てのカットが美しく、静謐。エリセの映画の人間は瞳で語る。親の人間味のある一面を覗くと、少しだけ大人になったような、後ろめたい感覚に襲われる。
これで全てのエリセの長編フィクションを観た事になる。「長編フィクション」と書いたのは、彼が短編やドキュメンタリーも作っている故だ。
「ミツバチのささやき」や「瞳をとじて」でも強思った事ではあるが、…
ミツバチのささやきに続けて
こっちのが好きだった
めっちゃアフターサンだと思ったらガッツリ影響受けてるらしい
アフターサンよりは地の文が存在するのでわかりやすい 親のことを何も知らないと気づいた…
15歳のある日、父が突然いなくなってしまったエストレーリャが父アグスティンとの思い出を回想していくビクトル・エリセ長編2作目
幼少期は背中を追いかけるばかりだった父にも陰があり心を隠していた1人の人…
このレビューはネタバレを含みます
スペインが舞台。
主人公の少女エストレーリャは両親と3人で暮らしていて、時々住む場所が変わるが
暖かい南の方へ行くことはなかった。
国の内戦で負けた父は監獄に入れられたり母も内戦後
報復で教師の職を…
「父を追い込んだのは私かもしれない・・」と悲しみに暮れる思春期少女の回想映像記。
なんて書くとヘビーな印象を与えかねないが、極めて内省的な映像芸術作品。
エンタメ的な面白さとは一線を画した、じっ…
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