本作は、三島由紀夫の「午後の曳航」と重なる部分がある。幼い子供には、大人の男が同じ人間とは思えないほど、過剰に崇高で遠い存在に見えている。しかし、その幻想は大人に近づくにつれて薄れていき、単なる一人…
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映像が豊か〜☺️
少しファンタジーなのかなと思っていたけど、子供の頃万能で疑わなかった親が、大人になるにつれて1人の人間に過ぎないし子供の自分に全部見せてるわけじゃないって気付くような話で、落胆のよ…
思いもかけなかった映画が、思いも寄らない角度から他の作品に光を当てることがあり、長く映画を観続けることの醍醐味は、こんなところにもあるのだろうと思う。それはきっと、それぞれに切実に生きている人生と同…
>>続きを読む当時はミツバチのささやきと同時上映だったような気がしますが🤔
この間、10年間が空いているんですよね。それから瞳を閉じては30年?も空いてるとは凄いね。
日本にもそんな監督がいますが・・・
長谷川監…
EL SUR 1982年 ビクトル・エリセ監督作品 95分。光と陰を効果的に使った映像が美しい。少女👧エストーリャが回想する医師であった父アグスティン(オメロ・アントヌッティ)のこと。スペイン内戦で…
>>続きを読むいやでも全然アフターサンの方が好きだし
オープニングから明言されるけどシームレスに記憶と想像が混ざっているので、絶対にエストレーリャが知らないはずのショットが大量にある。それ自体は特殊ではないもの…
静寂が美しい。
音のない風景、
光と影 北と南 遠くの音と近くの音
思春期、、
実際自分自身は、目の前のことにいっぱいいっぱいで、
周りの大人たちの背景などさほど興味もなかったし、深く考えもしなか…
このレビューはネタバレを含みます
憧れの存在が自分の中でいつしか変わっていく過程を静かに語る雰囲気は、自分の中にもそういう存在があったか、という思いを起こさせられる
親への憧れと意外と卑近な存在なのかもという気づきはやはり共感できる…
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