物語は大事なことは語られずとも、なにか意味があると感じさせてくれる内容です。
派手さはなく静かなのですが、父と娘の物語がしっかりとそこにあるのが感じられました。
共感できなかったところは、父がほか…
「ここで終わりかい!」って感じの終わり方で驚いたけど調べてみたら予算の関係でエストレーリャが南に向かった後半部分が撮影されなかった未完の映画らしい。なるほどねー。
冒頭の部屋に光が射してくるシーン…
シーンごとの余韻をとても大切にする監督だなぁ。
流れを遮らずシームレスに続く編集がとても見やすい。
ある少女の回想。
子供の頃に見た、父親の顔と一人の男の顔。
そばにいても近づき難い距離感。
前作…
スペインの名匠ビクトル・エリセの監督2作目。
少女の視点から秘密を抱えた父親に対する思慕と疑念を描く物語です。
美しく象徴的な画作りにライティングが冴えるのは前作に勝るとも劣らず、親の秘密を知ってし…
名作で有名な本作ようやく観ましたね。しかし、スペイン内戦について概要は、知ってはいるけど内実の深いところまで知らないので理解するのが困難な映画でもありますね。「ミツバチのささやき」は、ボカシ過ぎて普…
>>続きを読む《乱れ撃ちシネnote vol.241》⇒https://note.com/mizugame_genkiti/n/n5476125ddbbc
『エル・スール』
ビクトル・エリセ監督
1983年 スペ…
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