抑圧されながら生きる主人公・マリアが解放され生まれ変わるまで。キモい男しか出てこないし退屈だなーと思いながら観てたのですが、後半は好きでした。ラストシーン良い。
ストーリーは違うしおそらく参考にはさ…
鑑賞する人の価値観で奥行きが深くなる人間の複雑な心理状態を描写したサイコロジカル・ホラー映画とも言える。
マリアと言う主人公の精神世界が鮮やかに表されて、その内面世界は具象を中心に幾つもの空想の世界…
マリアが慎ましく成長していく
母親を知らない
大人しく話さない
人形にしか心を開かない
物思いにふけったような眼差し
陽の光に照らされるマリア
照明の暗さが愛の深さ
しかも陰険な陰湿な感じ
6…
薄暗い部屋で夫と実父と共に暮らす女性は、亭主関白の夫と半身不随の父に人生を捧げる日々を送っていた。ヒューマンドラマ作。ひたすらにマリアの尽くす姿があり、自我を持たない(持てない)生活の苦悩さが、辛辣…
>>続きを読む60点
普通あれだけハエが集ってりゃ強烈な臭いが出てるだろうが反応が全く無いので、現実じゃない可能性もある。
男性のシンボルのメタファーである人形が破壊されて、入れ替わりに現れた男。
ここからが…
トム・ティクヴァ初長編作品にして彼の持つ秘めた可能性がふつふつと沸き立つような…しかしまだ爆発するには至らない。それでも、終始、まるで石でも孕んでいるかのような重圧感。マリアの日常のウンザリするよう…
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