モノクロで幻想的な映像で古さを感じない。90年前の作品というのが信じられない。影の描写が映える。
セリフがほとんど無く、本を読み進めていくような感覚。
ドイツ語
字幕翻訳:小松弘
2024-1…
永年観たかったドライヤーの吸血鬼ということで期待大だったが、映像やショットは結構良かったし、棺桶の視点からの見上げる感じのショットは「悪は存在しない」のオープニングを思い出しゾクゾクしたのだけど、脚…
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>>続きを読む恐怖を語るのではなく、恐怖そのものを視覚と音で感じさせる映画。
言葉よりも「沈黙」「影」「霧」「柔らかな焦点」の方が、目に・心に強く残る。まるで、目覚めと夢との境が消えたまま進む夢の中を漂うような体…