午後の網目の作品情報・感想・評価

午後の網目1943年製作の映画)

Meshes of the Afternoon

製作国・地域:

上映時間:14分

4.1

『午後の網目』に投稿された感想・評価

100年ほど前に生まれた、ウクライナ出身の綺麗なお姉さんによる、80年ほど前に撮られた、最高にヒップなサイレント映画。製作した1943年に、マヤ・デレン(1917 – 1961年)は26歳だった。

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花を持った白く長い手が上部からフレームインするオープニングから強烈な異質性を感じる。(チェンソーマンにこんなのあったよね)
繰り返し登場する小道具が何か意味を持つようでいて理解することはできない。意…

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3.0

マヤ・デレン&アレクサンダー・ハミッド監督作。

ウクライナ・キーウ出身の女性監督:マヤ・デレンが夫のアレクサンダー・ハミッドと共同で撮り上げた前衛自主映画で、上映時間14分の短編作品です。

全編…

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ゑぎ
3.5

 約14分のモノクロ・サイレント映画。全編科白ナシだが劇伴だけは入っている。登場人物は多分2人で女性と男性、多分夫婦か恋人同士と想像する。「多分2人」と書いたのは、性別の分からない黒衣の人物-フード…

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3.9
舌から出てくる鍵とナイフあたりから面白くなる。金がない中でいかに面白く映画を作るかという工夫がされているかという意味でB級的映画でもある。
https://youtu.be/JoETYvwI7I0?si=ELl0UjMD3sq3lPyP
UE
4.0
シンプルに、美しい、かっこいい、面白い。
題が「午後の網目」って…
マヤ・デレンの遺灰は富士山にまかれたことを最近知った。

マヤ・デレンの実験映画。死の香りがする夢想の世界かとおもいきや…走馬灯か。時系列を破壊するナイフと鍵と鏡が死の世界にさそいこむ。

女性の独壇シーンは独特のカットで

光と影からの階段が象徴的だが、…

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Rin
-

日常の中で分裂していく女性像。ジェルメーヌ・デュラック『微笑むブーデ夫人』を想起。意味はわかるけど意味がわからないくらいの、前衛映画の中ではまだとっつきやすい難易度だったかも。こういう映画はどれだけ…

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80年以上前のスリラー的作品。影やナイフの使い方がかっこいい。

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