このレビューはネタバレを含みます
第34作目。旦那さんが行方不明になった人妻に恋をしてしまう回。下品さとかが無いどころか、寅さんが自分の卑しさを悔やむ描写すらある。博の「できることは旦那さんを亡くした場合のケアを考えること」と正し…
>>続きを読む終盤の博が寅さんにかけた「自分の醜さに苦しむ人間は、もう醜くありませんよ。」の言葉は響きました。
寅さんの煩悩、わかるなぁ。男ならみんな同じ煩悩を持ってしまうんじゃないかと。大原麗子さん演じる人妻ふ…
1日1本寅さん生活。シリーズ34作目。
時は高度経済成長に沸く懐かしき時代だけども、ならではの働き疲れ・最悪は鬱、これは全時代共通だよ。今でも十分通ずる問題だ。それに向き合う寅さんが実に頼もしい(…
寅さん大好きで小さい頃からずっと観てきたけど、今作がわたしの中で1位
山田洋次ミュージアムの展示に、「権力者やスーパースターを主人公にするのではなく、普通の人を主人公にしてきた」って書いてあったけ…
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