木下惠介監督の観る
脚本 木下惠介
昔観たの思い出す。
阿蘇舞台に30年間に渡る地主息子
と小作人娘の愛憎劇
年月が長過ぎるので章仕立てとして
ある時のエピソードを繋げている。
尺もそれほど無…
愛憎劇だがスケールは小さい。全5章で戦中から1961年まで四半世紀を描き、戦争、敗戦、安保闘争と時代は大きく動く。それなのに物語の駆動力は、冒頭の平兵衛によるさだ子へのレイプ一点に集約されている。隆…
>>続きを読む情欲の暴走によって、生まれたひずみが永遠に突き刺さる毒矢のように、本人たちとその家族すらも苦しめるものだと思った。
愛は永遠を超える可能性はある。それとともに憎しみも永遠になり得る。しかし、憎しみが…
とんでもない傑作
全ての演出が愛憎の感情を煮詰めるために機能してる
高峰秀子と仲代達也の演技合戦も素晴らしい
全ての質が高いのにかなり極端な演出をしていて村の風景とフラメンコの音楽が本来は違和感を感…
異様な緊張が全編に漲った圧巻の憎悪劇だった。間違っても愛憎劇ではない。憎悪劇。
さだ子と平兵衛が互いに向け合う憎悪は、さだ子の想い人である隆とその妻であり小清水家の女中である友子や、二人の3人の子…
木下惠介の描く哀しさ。ずっと暗くて辛い。
皆んなifを抱えながら生きている。頑固で過去を赦すことができない。それぞれ矢印がバラバラに向いていて、向き合おうとしない。ただ嫌な苦しい時間だけが過ぎてい…
広大な阿蘇を背景に繰り広げられる男と女の愛憎30年。木下恵介はやはり良いし、何より高峰秀子が素晴らしい。ちょっとした表情や挙措に奥行きがある。モノクローム、シネマスコープ、広角、ドリー。そんな撮影も…
>>続きを読む力によって人をねじ伏せたり、人から大切な物を奪うことは容易いように思われるが、やられた人間は決してその傷みを忘れない。
恨みや憎しみというものが、いかに増幅し連鎖して人の人生を狂わせていくかを嫌とい…
松竹株式会社