永遠に離れられない人。
昭和7年、阿蘇。戦地に向かった恋人の隆を待つさだ子は、負傷により除隊した大地主の息子平兵衛と無理矢理結婚させられる。その後隆が帰還し、二人は駆け落ちを決意するも、隆が約束の…
高峰秀子が上手い。最初の娘のときから10年後、ガラッと雰囲気が変わってドスの利いた口調の奥様に。
表情や、まとっている空気感が全然違う。
若かりし田村正和も登場。悲劇の子を演じる。
仲代達矢は悪…
木下恵介のオリジナル脚本。夫に対する30年にわたる憎悪。かつて、佐田という婚約者がいるのに、仲代に犯された高峰。佐田が去り、仲代と結婚し、子供が産まれるが、出生の経過を聞いた長男は自殺、仲代のレイプ…
>>続きを読むライバルと恋仲の女に惚れてもうた仲代達也。自分の妻にする為になんとレイプしてまうの鬼畜すぎるやろ。
そうして手に入れた妻との結婚生活は辛いシーンの連続で見ていられない(観たけど)
阿蘇の広大な風景と…
夫婦が憎しみ合う場面ばかりで気が重いが、ラストは2人にとっては希望が持てそう。高峰と関係をもった仲代は悪人だが、誘っておいて待ち合わせ場所に現れなかった佐田も悪人だ。高峰だけが不憫で仕方がない。
…
抑え込んだ感情を発露させた結果、フラメンコはあのような表現になったのだという。
阿蘇の旧家のクロニクルを、スパニッシュギターにのせておくる。秀子、信子、達矢、啓二のもつれる感情。逆光とロングの多用が…
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