冷血な将校三国の女中となった田中絹代は、三国に手籠めにされ、妊娠出産。三国の妻は二人の息子を残して亡くなり、三国は絹代を妻とするが、扱いは女中。絹代の子には三国も二人の子供も冷たい。戦争で出征した子…
>>続きを読む家父長軍人・三國連太郎34才(封切り時)、女中奉公にやって来る娘・田中絹代48才、名優の演技幅は凄いね、と感心しきり。大正10年から戦後昭和21年まで地方の軍人一家の女中上りの後妻とそこで産まれた三…
>>続きを読む「母親の気持ち」
大正から終戦までの軍人家族の様子を描いた作品
女中に手を出しておき、保身のために妻としたにも関わらず、家では女中同様の働きで、正妻の子しか自分の子として認めない中、屈折した家で…
芥川也寸志作曲のパイプオルガン、あってるんだかあってないんだかわからん。
(前妻の息子)西田昭市と近藤宏(絹代の息子)南原宏治と中村嘉葎雄なの天才的な配役
三國連太郎、機嫌が良い/酔っている時がその…
このレビューはネタバレを含みます
時代を感じる作品。
女の人は貧しさ故に女中に、そこで主人に手をつけられて、孕んでしまう、、
前妻が亡くなったので、本妻に
でも地位は上がらず余計に苛められる。
しかし、田中絹代はなんて演技の幅が…
このレビューはネタバレを含みます
軍人家族の俗物家長と、手籠にされた女中の半生記。
性別分離の激しいイスラム原理主義もかくやといった、ジャパニーズ男尊女卑があまりに強烈。見てられないレベルの理不尽なDVが続いて目が離せない。
親をコ…
ここまで醜悪な”日本の父親”を演じられるのは、三國連太郎自身こういう人物が大嫌いだからだろう。
(三國連太郎自身も、決して人格者でも良き父親でもなかったようだが)
女中を孕ませたうえ、産まれた子と正…
母さんだって悪いんだよ
母さんは何故親父から離れなかったんですか?
吉利の問いかけが苦しく響く。
何のために、、何のために、、、、
雇われ先の軍人宅で手篭めにされ、身ごもり妻となるが常に虐げ…
独立プロ名画保存会