主人公は百姓
『七人の侍』同様この物語のキーは百姓である太平と又七なのかもしれない。それくらい全てのきっかけはこのコンビだった。そりゃジョージ・ルーカスもモデルにするわけだ。
真壁六郎太と雪姫はどこか達観していて、死ぬ時は死ぬという感じだが、このふたりの百姓は欲深く、物語をより過酷にやり甲斐のあるものに引き込んでくれてる。
あと、雪姫の声質が聞いた事の無いもので、少し違和感を感じたが、そういう指導なのか、それともやはりおかしいのか。志村喬は笑ったのか。それは結構気になる。
今作はアクションシーンが特に良かった。速いパンニングが迫力出てて興奮した。