「AIKI」に投稿された感想・評価

ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.5
主演が加藤晴彦と言うことで、その時点から観るのをやめてしまう人もいると思う。まぁ私がそうだったんだけど。しかもその内容が、障害者になってしまった青年の物語と知れば、尚更つまらなさそうに感じてしまうのは仕方ない気もする。
けれど、この話は加藤晴彦でなければダメな作品だった。チーマー崩れの地方ヤンキーであった加藤晴彦でなければ、この役にリアリティは生まれない。東幹久でもダメだし、鬼丸なんかじゃ逆によく分からなくなったろう。
加藤晴彦だから、主人公のクソな部分に不思議なほど現実味があった。障害を負ってしまったことで、加藤晴彦はクソ人間になる。突きつけられた現実に対し、キチンと腐る。無意味に前向きになったりしない。タバコも酒もやめない。無意味なお涙も頂戴されることも無く、親近感さえも持てた。
加藤晴彦は、この作品に出会えたことをものすごく感謝していいと思う。
私自身も、この映画を雑誌で紹介していた柄本佑にものすごく感謝します。
とても良い映画でした。

周りを固める脇役も、カメオ出演を含め非常に豪華で、その中でもやはり「先輩車椅子」としての火野正平は素晴らしいインパクト。障害者としてのタブーのイメージばかりを切って貼ったような人物を見事に演じていた。
特に彼は加藤晴彦に、男としての機能がいかに大切か教えてくれる点は素晴らしい。障害者モノとしては当時なら尚更触れてはならない性の部分、と言うか率直に言うと勃起についての話が、キチンとそれでいてとても自然に組み込まれていたのがとても印象的でした。
Mountain

Mountainの感想・評価

3.5
交通事故で下半身が麻痺し、車イス生活を送ることになったボクサー。
ボクサーの道を断たれ、生きる希望を失った主人公だったが、合気柔術と出会い……
とまぁ、こんなお話。

車イス生活を余儀なくされた主人公の生活を、割とデリケートな事柄まで細かく描かれていてリアルさを感じました。

いわゆるスポ根ものみたいな展開だったりするのですが、主人公が様々な人と出会い、活力を取り戻していく姿には胸を打たれました。

そもそも自分は
合気道に対して胡散臭いイメージしか無かったので、この映画を見て勉強になりました。

えぇ〜、加藤晴彦主演かよぉ…
と思うかもしれませんがww
見てみると割と良い映画でしたよ。
予想してたよりずっとまともな映画😳

下半身不随になった時の苦労がよく描かれてる🤭加藤春彦もなかなか良きかな😀

見て損はないでやんす!
Minotti

Minottiの感想・評価

4.4
記録

合気道、加藤春彦共に興味なかったからか、予想を裏切られて面白かった!
埋もれた名作という評があったけど、ほんとそう!!
ひでG

ひでGの感想・評価

3.8
よくお笑い界で「一発屋」という言葉がある。何となく「一発しか売れない」的なマイナスの響きで語られることが多いが、
「一発当てた!」てことは、あれだけの競争の中ですげえ!ことだと思うし、
「代表作」があるってこともまた、誇れることだ。

俳優加藤晴彦を過去のお笑い芸人で例えるのは失礼かもしれないが、俳優、タレントとしての今の様子を考えると、本作は彼の文字通り、今時点での「唯一の代表作」である。

正直、タレント加藤晴彦の印象は、
アルペンのCMとその後のバラエティで2枚目だけどいじられキャラしかない。
2枚目いじられキャラは完全にウエンツに持っていかれ、その後はあまり見ない気がしている。
彼が地道に活躍していたり、将来、本作みたいな素晴らしい作品に巡り会うこともあるだろうが、今時点で、この映画の彼はダントツベスト。

そんな代表作を「一本」持っていることは誇れることだと思う。


AIKI=合気道のことで、
いわゆる、「障害を乗り越えるスポーツもの」「マイナースポーツ紹介もの」である。

ですから、「障害をもち→絶望し→あるものに出会い→立ち直って、前向きに生きる」という定型型の展開である。

しかし、一つずつの描写が丁寧であり、この映画のテーマである「背中に一本筋が通った」ようなビシッとした合気道のシーンが素晴らしい。

ある専門的な分野を映像化する場合、そして、そのもの自体が魅力的に写っているか、伝わっているかはすごく大事なことなんだけど、なかなかそれがねえ〜。【せめて、「ちはやふる」ぐらいのレベルは来て欲しいよね】

でも、本作では、「なるほどこれが合気道か〜」て素直にすごいと思えたし、師範の石橋凌もすごいと思えたし、そういう点で構えがしっかりした映画だ。

ラストの加藤晴彦の晴れやかな自信に満ちた姿に、
「頑張れ!これからも!」て、エール贈ってたよ。

こんな良作に主演できたことを誇りに思い、さらに新しいチャレンジして欲しいものです。
合氣道を学ぶものとして、一応観ておかなければと視聴。

リアルなところは先生がめちゃめちゃ強くてサラリーマンで酒好きだということ。結構います、こういう武道の先生(^^;職業武道家は実は少なくて、教えている人はボランティアが多いです。

逆に敵側の道場は「こんな道場ねぇよ!ベストキッドのコブラ会かよ」といった感じでした。敵がこんなのだからなんかふわふわした感じで、合氣道(合気柔術含む)関係者の自己満足映画にしか見えませんでした。こっちが打撃系の黒い道着。打撃は打撃の理論があるんだから、ディフォルメして悪役にしたら、合氣道の良さなんか届かないよ。正直失笑。
交通事故で下半身不随の主人公のクサリ具合を丁寧に描写したから、合気道と出会ってからの修行の日々が清々しい。ラストの異種格闘技戦はオマケってことで。期待しないでみただけに妙に面白かったよ。
ビールで乾杯を「合気上げ」とか、ほんとに言ってそうだしさ。
学内の学生ホールで見た。
天願さんが授業で
「つまらない映画はない。面白さに気が付くほど映画を見ていないからだよ」って仰ってた。

俺はまだ映画を全然見ていなかったんだなと再認識した。

加藤晴彦を主演に起用する辺り、
天願さんらしい。かな。

「映画を一緒に作るやつはどんなヤツだろうが仲間」とも。

個人的な意見だけども、
合気道と言えばセガちゃんなので
違和感があった。
合気道はポニテ必須じゃないのか。
jnk

jnkの感想・評価

3.5
高校の映画鑑賞会で見て、セックスシーンでざわざわした感じ覚えてる。
学生時代とかなんもわかってなかったからこういうの見て偏見なくなったしよかった
tsuyo1980

tsuyo1980の感想・評価

3.0
下手な感動ものにせず障害者の性欲にも焦点を当てたのは公開時の情勢を考えれば画期的だったのではないだろうか。