外出禁止令とか現実をチラ見せしつつ、1950年代60年代のベトナムが物凄く魅力的に夢のように描かれていた。(時代背景は全然詳しくない)
今の時代、こんな雰囲気を肌で感じられることはないと思うと、この…
言葉が少なく、人や服、建物、家具、植物などの映像が美しい。
壮大な物語ではなく1人の奉公人の話で、よくわからん長回しや観ていて恥ずかしい言動(特に「10年後」に多い)から、面白いとは思わなかった。
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今日みたいな曇り空のひんやりした初夏に観たくなる映画。
窓枠越しのカットが多くて絵のように美しい懐かしい風景がとても好き。
言葉少なに静かに流れていくストーリーも心地いい。
初恋の人の家で使用人やる…
タイトルのパパイヤが10歳の少女ムイの成長と成熟を表現しているが、シーンではなく音で語る彼女の思春期の初恋を、繊細な映像と音楽で静かに描いた作品といった感じかな。
でも、こんなタイトルよくつけたと思…
資産家の家に奉公人として雇われる少女の話。
「ベトナムが舞台のフランス映画」という不思議な組み合わせが気になりましが、本作はトラン・アン・ユン監督のデビュー作であり、ロケ撮影ではなく、フランスにセ…
知り合いにすすめられて鑑賞。
ストーリーはとくになく、(一応ある。多くは語られないけど分かる)
とにかく映像と音でずっとみてられる。
お屋敷を人が移動していくところを遠目から追っていくところとか、…
色味も美術も美しい穏やかな映画。でも官能的かつどこか不穏。南国の蒸し暑いのにパキッとした感覚。ベトナム音楽がトランス状態に誘う。主人公ムイが作中ずっとたたえる笑顔は強かな妖艶さも、無邪気な幼さも、微…
>>続きを読む・ヨーロピアンな映画の雰囲気が漂うが、映される人物と景色と物は全く異なり、少しベトナムの文化体験をした気持ちがする。
・パパイヤや蟻などの自然を描写するのがすごく上手い。料理の映し方もピカイチ。
・…
ムイはある生地屋一家の奉公に。
その一家の旦那さんは過去に何度も有り金持って家を出、ふらりと戻ってきたそう。
一人娘が病気で亡くなってからしばらくじっとしていたが、また家を出て…
一家の末っ子はいた…
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