資産家の家に奉公人として雇われる少女の話。
「ベトナムが舞台のフランス映画」という不思議な組み合わせが気になりましが、本作はトラン・アン・ユン監督のデビュー作であり、ロケ撮影ではなく、フランスにセ…
知り合いにすすめられて鑑賞。
ストーリーはとくになく、(一応ある。多くは語られないけど分かる)
とにかく映像と音でずっとみてられる。
お屋敷を人が移動していくところを遠目から追っていくところとか、…
色味も美術も美しい穏やかな映画。でも官能的かつどこか不穏。南国の蒸し暑いのにパキッとした感覚。ベトナム音楽がトランス状態に誘う。主人公ムイが作中ずっとたたえる笑顔は強かな妖艶さも、無邪気な幼さも、微…
>>続きを読む・ヨーロピアンな映画の雰囲気が漂うが、映される人物と景色と物は全く異なり、少しベトナムの文化体験をした気持ちがする。
・パパイヤや蟻などの自然を描写するのがすごく上手い。料理の映し方もピカイチ。
・…
ムイはある生地屋一家の奉公に。
その一家の旦那さんは過去に何度も有り金持って家を出、ふらりと戻ってきたそう。
一人娘が病気で亡くなってからしばらくじっとしていたが、また家を出て…
一家の末っ子はいた…
心をひらいて、耳を傾けること。それのみが救われていくさまを、みずみずしい感性とともに切り取った作品。
家族を支えるために都会に働きに出た10歳のムイは、裕福な資産家の使用人として迎えられる。
冒…
次男が好き。蟻に蝋をかけて動けなくし潰すという行為が、彼のどこへも行けない鬱屈とした気持ちを象徴してるようで切なかった。
フランス郊外でセットを組んで撮影されたらしい。熱帯のジメジメした空気感とか…
セリフが極端に少ない劇。日常生活を観察しているだけなのに、クロースアップされた情景がたいへんに官能的でどきっとする。青いパパイヤと無垢な少女を重ねるとはなんとまあ…切った中身を初めて見たけど無数の新…
>>続きを読む1950年代、サイゴンで10歳のムイは使用人として働き始める。主人の家庭で様々な問題があるも、穏やかな笑みで静かに働き続ける。10年後、ほのかな恋が実る。
この気持ちよさは何だ...? 熱帯の夜、ア…
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