夏至の作品情報・感想・評価

「夏至」に投稿された感想・評価

milktea

milkteaの感想・評価

3.9
雰囲気映画だけど、そこがいいの


またベトナムに行きたくなる


音楽も素敵♫
三女の部屋で流れるヤツとか
奏

奏の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
最近見たロウ・イエ 作品で度々二重生活が描かれていたから、自然とその事実が自分の中に入ってくるのを感じた。
最後、姉妹で抱えているものを共有して抱き合い泣いた後で、妹の話したことが勘違いであることが発覚する。お姉ちゃん二人が妹を笑いながらバシバシ叩き、投げた花が散るシーンがとても良かった。
ピュアすぎる思い込みからシリアスな雰囲気を打破した妹、お姉ちゃん二人から愛され可愛がられていて、魅力的でお得なポジションだなぁと。
haikei

haikeiの感想・評価

3.5
古き良きベトナムの異国情緒溢れる建物とその生活から、見た目に美しい日々の食事、民族衣装や音楽、訪れたときに感じた雨と夜を愛でるあの感覚も見事に表現されていて素晴らしかった
雰囲気がめちゃくちゃ好きだった
撮影はリー・ピンビン
トランヌーイェンが雨の中で、兄とイチャイチャデートして家に帰ろうと人力車(?)みたいなヤツに乗ると音楽がぶつ切られ、唐突に海が映されて~ってトコがめちゃくちゃ好きだ。
K

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5.0
英題「Vertical Ray of the Sun」
三姉妹と、その夫や兄である男性三人。それぞれの夫が小説家や写真家として登場するのが興味深い。三組の男女関係が描かれていくけど、映像や物語から伝わってくるのは女性の強かさと神秘的な美しさばかり。この監督、そこらへんの女子より母性あるんじゃないかと疑いたくなる。秘めごとのある生活、妊娠と貞節に対するわだかまり、妻であることの意味、恋の芽生え。チューリップや向日葵ではなく、睡蓮、彼岸花、紫陽花などを彷彿させる恋である。
色の使い方や内装のこだわりは言うまでもなく絵画のよう。撮影は李屏賓。終始水の音と虫の鳴き声が流れる。騒々しい大雨に浸水した街並みと、エメラルドグリーンの静まった湖が印象深かった。小舟の上で写真家の「土地」に関するセリフは監督が自分自身を見つめるような語りとして胸に残る。
「いま俺は二つの土地に引き裂かれている. 一時的にせよどちらかを選べばもう一方に罪悪を感じる. 良心の呵責はやがて悲しみに変わる. 」

トラン・アン・ユンの映画が好きなのは、観終わった後に、芸術(作品)って大切な人に「捧げる」ためにあるものなんだと痛感させられるから。何かを手にしたい欲望の手段ではなく、作品そのものを芸術として捧げたい思いがしみじみ伝わってくる。
やすお

やすおの感想・評価

4.2
なんといっても配色と色彩美が素晴らしい
背景に見とれるあまりストーリー理解していなかったから巻き戻しをしつつ内容を追っていった
人間関係のドロドロを、黄緑や青がモチーフの背景や大雨の天候が引き立ててる
また、監督が日本で結構有名らしく、飾りのない日常生活やゆったりとした時間の流れは勝手ながら沖田修一の作品を彷彿させた
MAIKON

MAIKONの感想・評価

3.5
ベトナム旅行予習でみました(笑)
青いパパイヤよりも解放的で美しいかな!
音楽も絵のような美しさも、タバコも仕草も美しくって、ベトナム女性について興味津々になった作品。不倫作品だけど、ギトギト嫌な感じはしない。
堅実で働き者で、尽くすし賢明なベトナム女性が美しい。
実際、旅先で意識して美しいベトナム女性探しましたがみんな明るくリッチマンと結婚が夢よ!って語ってて愛らしかったなぁ。
セザンヌ、ゴッホ、ピカソ、カーロ、コロー、ゴーギャン…
1本の映画から、これだけの画家をイメージした。(まだまだ隠れてそう)
構図はハンマースホイ、カイユボットを彷彿させる。
尋常じゃない美しさ。
今までわたしの中で最も美しい映画はターセム・シンの『落下の王国』だったんだけど、超えてしまった。おめでとう。

撮影監督のリー・ピンビン。有名らしいですね。追いかけます。
まさか、美しいショットと環境音の最中、真夏の不倫劇とは…贅沢な映画だ…。
邹启文

邹启文の感想・評価

3.7
三女の部屋シーン、一見シンプルに見えるけど、とんでもない工夫がされてる
ドロドロした話なのに画面から受ける印象はどちらかというとドライな感じ
雨のシーンも、湖のシーンも出てくるけれど、話で語られているようなドロドロとした感じはちっともなかったかな。
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