吉原炎上の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『吉原炎上』に投稿された感想・評価

ヨ
4.5
女たちは互いを呪わない。憎まない。むしろ情だけが、かろうじて彼女たちをつないでいる。
色彩は美しく、しかしその美しささえ逃げ場のない檻のようだった。

言葉にしがたい重さと美が交じり合う一作。
今更べらぼうの影響で吉原に興味を持ち鑑賞しました。

私はこの作品とっても好きです
Ken
4.0
強くなるほど心が壊れていっている気がします。花魁道中のシーンとやはり炎上のシーンが印象的でした。
scotch
3.5

下手なAVよりは価値がある(笑)名取裕子をはじめとする数々の有名女優たちの艶やかな姿。
いつもはそれだけの五社作品が、本作では花魁という女性たちの数奇な運命が見られ、時代考察的に貴重なものとなってい…

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HA
3.9
これから地獄を生きていくという逃げられない状況の中で震えてた少女が、気づけば自分の意思で女として花を咲かせていく

この生き方をしてたらみんなやっぱり心が壊れていくよね

子供の頃、民放で観て
衝撃だったが面白かった記憶があって
久しぶりに観た

映像が美しい
男女ともに裸体が美しい
女性の豊満がうらやましい
むっちりしてるのが迫力あって好き

そして吉原は美しくない…

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ヨドバシカメラすぎて笑う
遊女たちにとっては愛憎入り乱れる空間だけどやっぱり建物のセットと映し方が本当にきれい。
主人公と相手役の男の心の機微があまり掴み切れなかったけど、最後の炎上シーンは制作陣の…

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遊郭がテーマなので大人向けですが女性の肌にエロさよりアートを感じられます。監督の力量ですね。

若潮がプロの花魁へと成長していく姿、他の女郎たちの結末に色々と考えさせられてしまう。
今に置き換えると…

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hasse
4.4

五社英雄監督、初鑑賞。明治時代末期の吉原遊廓で生きる遊女たちの人生を描く。

画がずっと上手すぎる。冒頭から、路上で遊女がワルガキたちに着物の裾をまくりあげられ、それを病院の窓から医者が顔を出して怒…

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そこで生きていくしかなかった。嘘と欲望にまみれた吉原遊郭で妖艶に咲き誇った彼女たちの光と影と、それぞれの末路と。まるで浮世絵のような絢爛な世界に描き込まれていく女郎哀史。なにより西川峰子が強烈なまで…

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