昭和残侠伝のネタバレレビュー・内容・結末

「昭和残侠伝」に投稿されたネタバレ・内容・結末

高倉健といえばこのシリーズ!

悪役の意地悪さが尋常じゃなく、ラストの絶対殺すタイムのカタルシスが凄い。

また、この一作目は「仁義なき戦い」のキャストが多数出演していて、時代背景も終戦直後と共通なので、仁義の有無を比較するのも面白い。
ただひたすらに美しい
ワンカットが女優の発音が押し殺したようなセリフが薄闇に光る刺青が演出が立ち位置が…
命よりも大事な庭場に手ェ出されたんだもんな
男の美学よ
また唐獅子牡丹の歌がいいのよ…
映画全体に美学が行き届いている
日本は侠客が消えてどうなったか?今こうなってるんですよ、せいじさん…
松方氏が若い!
高倉氏かっこいい!
池部氏渋い!
三田氏べっぴん!

昔ながらのヤクザ映画といったかんじ。
とにかく男気というか、漢気、すごい。
乙郎さん@otsurourevue

『昭和残侠伝』(佐伯清)鑑賞。『日本侠客伝』と殆ど同じ話なのでさすがに続けて観ると疲れる。殴り込みのシーンで家の中に降る雨は見事だったし、幕切れもこちらの方が明るめかな。 https://pic.twitter.com/IYBImMxkmJ
凄い、とは聞いていましたが、なかなか手に取る機会が無かったんですが、ふとしたこと(よく聞くラジオ番組にみなもと・風雲児たち・太郎先生が出演→風雲児たちを読もう→長すぎて何処を読むか悩む→短編を手に取る→京都太秦の撮影の話し→高倉健さんの凄さを語る源先生→健さんの映画見たいなぁ)で手に取りました。


昭和21年、敗戦直後の浅草。露天商に品物を下す仕事をしている神津組はしきたりを重んじる組織ではありますが、新興勢力である新誠会の手口の荒っぽさに押され気味です。そんな中、神津組に訪ねてくる男(池部 良)があり・・・というのが冒頭です。


恐らくご覧になった男性の大多数の方が思う感想ですが、高倉健さんがカッコいいです。で、その説明をするのは野暮だと言われるのもよく分かる種類のカッコよさです。



蛇足だと分かっていますがそれでも文字にしてみたかったので、感想にします。



わずか91分の作品ですよ、それが信じられないくらいの様々な要素を扱っています。ある種のエンターテイメント、それもちょっと特殊なジャンルになると思います。俳優として見た事があるのは高倉健さんだけで、その他の出演者で役者としての場面を知っている人が全然いないけど、顔は見た事ある、という人(梅宮辰夫、松方弘樹、美田佳子)が多いです。ですが、私の知っている笑っている顔ではなく、仮に笑っていたとしても(特に松方弘樹)心の底からの笑い顔を見せてくれます、薄っぺらくない演技だと感じました。


また、特に良かったのは高倉健さんの言葉使いです。非常に朴訥でありながら、何度か口にする「みなさん」という自分の言葉を聞いている大多数の人への一言目に「みなさん」という単語を選ぶ、というのが個人的に最もツボに来ましたし高倉健さんがいかにいろいろなものまで背負わされていたのか?を感じてしまったりしました。正統派、2枚目、渋い、かっこいい、男気、など本当に様々でありながらダーティーの要素は本当に少しも入りにくいんだな、と感じました。


それと、様式美、スタイルというものを随所に感じました。その為の任侠なのだと思います。まさに観念論、とても日本的な世界、おそらく(人によってもちろん違うとは思いますが)ダンディである事、影がある事、ニヒルである事、ハードボイルドである事、に近いようでいて似て非なる世界が任侠だと感じるのです。


任侠というか義理という言葉に興味のある方にオススメ致します。




アテンション・プリーズ!

ちょっとネタバレを含む感想です、既に鑑賞された方に読んでいただきたいです。















































とても内容の濃いストーリィで、跡目を継ぐ事、恋人との関係、組織の行く末、仕事に対する姿勢、新興勢力との摩擦、地元のあり方、義理、責任の取り方など、様々な要素を扱いつつ、この尺で見せるので非常に密度の濃い映画体験でした。


もちろん新興勢力の手口の荒さ、あくどさ、卑劣さは言うまでもありませんが、しかし新興勢力側の意見(バラックが必要であったり、騙してはいるが負担金という制度)が完全な悪、と言い切るのも難しいのが、面白いと感じました。


「軒下の仁義」こういうのがあるという事を知ってはいても、実際に見た事があったわけでは無いのに、この様式美の美しさを感じる、というのが自分にもびっくりでした。全然知らない俳優さんですが、池部 良さん、かっこいいですね。そしてみんな和服(?こういう服は着流し?と呼ぶんでしたっけ?)がとても似合っている、決して動き回るのに向いている服装ではないんですが、奇麗です。


そしてクライマッックス。ついに忍耐の限界に達した事での襲撃。カタルシスが訪れる訳ですが、この場面の美しさは特筆に値すると思いました。特に水道が壊れて水が滴るのが素晴らしく良かった!やはり孤独も絵になるでしょうが、バディ感がある方がより望ましい、という脚本が私にはグッときました。


いわゆるハードボイルドという世界の不条理に耐える、というだけでない、変な話しですが、この高倉健さんの任侠を見て思い出したのは、キャプテンハーロックの言う『男には負けると分かっていても戦わなければならない事がある』という一言に尽きると思いました。ニヒルとも違う、任侠という言葉が持つ何かが最も込めら戦わなけれ言葉ではないか?と。
 佐伯監督の昭和行きずり殴り込み、元祖ローリングサンダー



 2008年12月26日 19時31分レビュー

 

佐伯清監督「昭和残侠伝」人気東映シリーズ。

堅い物語なのだが、主役の高倉健さんが、どの作品でもそうだが、ラスト単身(時に応じて池部良参戦)殴り込む。


アメリカ映画の「ローリングサンダー」や「ザヤクザ」は、本作シリーズを下にすいてるに違いない。

我慢に我慢を重ね、あるラインを越えると健さんの怒りのアフガンは、頂点に達する。

ドスを持ち、健歌う主題歌流れれば、当時は拍手が起きたそうな!なんだかわからないが不思議に溜飲がさがり、すっきりする。

日本男児たる怒りの発露がここに有る。


シリーズ中佐伯監督のシンプルなつくりが好き。