前半、活動家のヤバイ人だと思って観ていたので証されていく事実に戦慄と衝撃が走った…
奥崎謙三さん自身も帰還兵で現地の実情がわかっているからこその怒りだった。戦う意味の加害者は想像していたけど、人食…
戦争で狂ったのか、もとより狂人だったのか…。
どう考えてもアブない人、奥崎謙三のドキュメンタリー。
フィクションの、常識ある人間の創作した異常者ではない。
信念のある狂人だが、無秩序的な危うさを常…
ニューギニア戦線での日本兵の病死・餓死は、兵站と人命を軽視した国家による殺人だっただろう。
この映画では、原住民と敵兵の食肉が明言される。そして、ウェワク残留隊において戦後23日後に処刑された一…
凄いドキュメンタリー!!
NAは一切なく、奥崎のインタビューとわずかなテロップのみで構成されているが、奥崎の気持ちが伝わってくる。ただの狂人と見る人もいるかも知れないが、奥崎の行動原理は戦争を起こさ…
事実が隠されていることによる不信感がある一方で、事実を語らないという正義もある。
しかし事実を知らないと、事実をあえて隠そうとする人が貫く正義を完全に理解することができない。そのため対話は平行線と…
初公開時に見逃し、今頃、初鑑賞。
田中角栄殺害の看板を載せた街宣車と、その後ろを行く数台の自家用車。
養父大杉(兵庫の奥地)の結婚式の媒酌人を勤める奥崎が、新郎の前科と、自らの前科3犯を語る、トン…
●冒頭 場面設定
「田中角栄を殺す」が大々的に描かれているシャッターに車。
その後、結婚式のあいさつでノーナレで自分の犯罪歴、思想を語ってもらうのは圧巻だった。説明がいらずに、理解できる(さすがに犯…
戦争に対しての知識の無さを思い知らされた。
この映画と対峙するには無知すぎた点、恥じなければならない。
(以下、内容及び過激な表現記載)
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物語は、終戦後23日経…