田舎で女性の連続殺人事件。
現地の刑事たちは適当な捜査で知的障がい者を犯人に仕立て上げようとする。
都会からの真面目な刑事登場。
評価されてるのもよく分かるけど、一番印象に残ったのは犯人と警察が酷い…
彼はどんな気持ちでこの映画を観たのだろう
時代背景が色濃く、理不尽に思うこともたくさんあるけど、保身(刑事を良い風に観せる)に走った映画でなく人間味あふれてる
もし描かれている通りであるなら…
意外、こういう終わり方するんだな…
所々コメディ要素あったり、猟奇描写あったり
そして謎すぎる犯人のミステリー
出てくる容疑者の怪しさと疑いが明確な答えがないからこっちも混乱するわ
三幕あたりか…
2020年 鑑賞 21-234-10
「グエムル 漢江の怪物」「母なる証明」「パラサイト 半地下の家族」等のポン・ジュノ監督・脚本の作品。10人の犠牲者を出した、華城連続殺人事件を基にした事件を巡る…
・実在の未解決事件がモチーフ
・1986年、農村の用水路で発見された遺体に端を発する女性連続殺人事件を地元の刑事とソウルから赴任した刑事が追う
・暴力的な取り調べとか証拠捏造とか供述の強要や誘導とか…
コメディタッチのやり取りが徐々に少なくなっていくにつれ、事件の陰惨さが増していく。いつのまにか物語に引き摺り込まれていた。
解決かと思わされるが違う。やるせ無さ、虚しさ。事件によって徐々に狂わされて…