1980年代、軍事政権下の韓国。泥濘(ぬかるみ)のなかで蠢く狂気。ポン・ジュノが描き出したのは、単なる連続殺人事件の追跡劇ではない。それは、時代という巨大な怪物に翻弄され、出口のない迷宮に迷い込んだ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ギャグのような杜撰な捜査の果てに、震えるほどの絶望が待っている。
80年代韓国の、野次馬感あふれる田舎の空気。
拷問や勘に頼る強引な警察のやり方にイライラしつつも、どこか日本の昭和とも重なる独特な…
先日アマゾンプライム
「殺人の追憶」を観た。
2004年作 韓国 視聴時間130分。
「ほえる犬は噛まない」のポン・ジュノ監督の長編第2作で、1980年代後半から6年間で10人の犠牲者を出し…
86年当時に実際起こった未解決事件が題材で、
ラストまでは
韓国国内での圧政、
暴力警官たち、そして殺人事件で殺伐とした時代背景も描きつつ、綺麗な小麦🌾(?)畑などの風景描写が印象的な作品で面白かっ…
ラストのソン・ガンホの表情が堪らなく良いし、さすがといったところ。
コメディとシリアスが入り混じる良い塩梅で進んでいく映画。実際の事件がモチーフ。
しかしながら、「パラサイト」を観た時にも思った…
元となった事件に合わせた時代設定は拷問と言っていいほどの腐敗した行き過ぎた尋問や、技術的な制約によって行き詰まる捜査は映画として引き込まれる要素。
迷宮入りした事件である実話を元にしており、ラスト…