蝶服記の作品情報・感想・評価

蝶服記1974年製作の映画)

製作国:

上映時間:12分

3.5

『蝶服記』に投稿された感想・評価

「さえぎられた映画」を作りたかったそうだ。映写機とスクリーンの間に、「さえぎる行為を介在」させた。眼帯の中に蝶の死骸をかくし、スクリーンに眼帯からショウガずり落ちてくる。さらにスクリーンの前を何かが…

>>続きを読む
KOU
3.6
アートテロ、寺山修司、メイク、ファッション、映像はフィルムの粒々フィルターに覆われた極彩色で夢のようです。
久しぶりに寺山修司。寺山修司監督の短編作品。独特な世界観と色合い。12分とは思えない濃さだった。
3.0
包帯と蝶々。
寺山後日振り返ろうとすると、映像がうわぁーと襲ってくるため朧げになっている。
TnT
3.7
このレビューはネタバレを含みます

 観客は映画内の退廃の夢を見るのか、そして実行できるのか。

 スクリーン内とは別に観客と思わしき影がちょうど鑑賞している我々サイズで映し出される(これも劇場だからこその効果)。次第にその影はただ彷…

>>続きを読む
2023.5.20@ユーロライブ(寺山修司映画祭2023「映画監督◉寺山修司」)
蝶は何のメタファーなんだ?

色付きフィルターと、人のシルエットを重ねている
映画館の射影機?射影機?ほんまか、調べないけど。の前に人が現れる演出
あれって今もあるのかな?昔はあった気がする、エンドロールに人影映るやつとか
視聴記録のみ。
コメント読まないと作品が理解できない。

最後のシーンが印象的というかエロティックとホラー?なのかな 深いです
Aix
3.6

田園に死すや書を捨てよ街へ出ようなどで知られる寺山修司の実験映画。

蝶から漂う悪夢や死の香りを淡々とアングラな世界観で見せつけられる作品でした。正直寺山修司の最高傑作は中編の草迷宮だと思っている身…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事