異界(いま風に言えば異世界)へつづく「境界」としてのドアをめぐる物語。ドアは、いわば村上春樹における「井戸」のようなものか。
つねに「下降」のイメージが付きまとう村上の異界に対して、寺山の場合は、…
扉を運ぶ。相変わらずの白塗りで、眉と目と口元は強調させる。表情にゾッとする。音楽の効果がすごい。
扉にバッテン書いたあとカメラを向いてニヤリと笑うところと、かなり怖かった。
正直ね、全体的によくわ…
天井桟敷の演劇実験室映画。
「どこでもドア」についての散文。
これは幻想的で前衛的で好みでした。
リアルタイムで観たあの時代の人が、どんな風に受け止めたのか気になります。今観るとレトロモダンですが…