マルドロールの歌の作品情報・感想・評価

マルドロールの歌1977年製作の映画)

製作国:

上映時間:27分

3.3

『マルドロールの歌』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

寺山修司の実験映画その2。1977年 27分

フランスの詩人ロートレアモンの「マルドロールの歌」を映像によって読む実験。

ホントに色々と実験して見せてくれる。

ペロペロと伸びる女の舌と、ノソノ…

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寺山修司映画祭2023で1日だけ行われた「実験映画集1」パフォーマンス&観客参加上映の一つ。

ロートレアモンの「マドロールの歌」を読んだら理解できたのだろうか…。
3.0
このタイトルの本をもう一回読んでみて、映画を見てみたい。
習字の文字が美しかった。
OMB
3.5
 映像に文字を書く様子が合成されている。
女体をイモリが這う映像は『輪るピングドラム』でパロディされていたのだと気付く。
絶対『マルドロールの歌』そのものを読んでみたらより良い。
あら
3.0
このレビューはネタバレを含みます
実験映画集1で下記を鑑賞
「青少年のための映画入門」「疱瘡譚」「マルドロールの歌」「ローラ」「審判」
m
-
ロートレアモン読みます、シュルレアリスムみ強くてよかった、鳥とかエルンストを想起させられた
hd
-

かなりかっこよかった。寺山修司の映像が魅力的な要素の一つに、画質の悪さが絶対あると思う。
あんまり繊細に人が見えすぎると、こういった呪術的な要素というのは損なわれていくきがする。
それを演出としてや…

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3.5
ロートレアモンのマルドロールの歌からフレーズを引用し解体、再構築する。世界がいかに言葉に支配されているか、読む映像という形で露呈する寺山修司の想像力。鈴木昭男の音楽がよかった。
このレビューはネタバレを含みます

アートチックな美術(絵)と造形物を彷彿させる
色や映像が強烈なアングラ映画
這うカタツムリと女の舌
女体とイモリ
折り重なり一体化する文字
椅子に縛られゆく人間がマネキンにさえ見えてしまう。
書物に…

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寺山修司作品漁ろうと思ったらなんだこのガイキチ度。新鮮すぎる。

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