夏の妹の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夏の妹』に投稿された感想・評価

本土復帰したばかりの沖縄で異母兄を探す女の子と父の婚約者のお話

「殊に沖縄の女は俺ごとき者が軽々しく口にしちゃ申し訳ないほど心映えが美しかったもんだ」
わ
3.2
題材と発想、その切り取り方はものすごいんだけど、映画として面白いかと言われるとどうだろうか。
3.8
35mmフィルムで鑑賞。
栗田ひろみが大根すぎておもしろすぎる
4.2

顔も知らぬ腹違いの兄からの手紙を受け少女は沖縄へ。

返還直後の沖縄が舞台のふわふわ珍道中。

栗田ひろみ(超可愛い)の壊滅的棒読みは計算尽くされてる感じ。

石橋正次がシルバー仮面を歌うのは…

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yasu
3.7
13:45の回、沖縄映画特集「熱風のまなざし」の一本。昭和40年代の沖縄。ナイチャーではなく、ヤマトンチューと言ってる。愛憎?半ばの日本と沖縄、そのぐちゃぐちゃ感が、男女のそれに重なるか。
tacky
2.0

大島渚のATG最後の作品。これ以降は海外に拠点を移して、とても寡作な作家になって行く。
そして、TVのバラエティに出まくるのだが、若い世代には「朝まで生テレビ」のバカヤローおじさんという認識しかない…

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本作の公開は72年8月5日。沖縄返還は同年5月15日。この公開のタイミングからして、創造社らしい戦略を感じる。ヒロインが当時のアイドル、栗田ひろみ。彼女のひと夏の沖縄旅行を通して、本土と沖縄との関係…

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4.0

この映画を何も考えずに見てると男女の痴話もめか?と私は理解してしまうけど、大島渚がそんな映画を作るわけでもなく、ロケ地が返還前の沖縄であったり、戦時中戦後と沖縄がどのような仕打ちを受け、それを本土は…

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沖縄から手紙を寄越した男と再婚相手の母親との三角関係の背景には沖縄返還があって男女関係的にも政治的にも混沌としてるんだけどこんなに爽やかな青春映画になってるのが不思議
Saaaaa
-

どうであれ、異性の女を妹呼びしている男にろくなモンはおらん


関係性がかなりグロいけど、不思議なくらいさっぱりしたように見えた

個人的に浦島太郎のあの会話のくだり好き

映像と音楽から、最近のよ…

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