原作小津。エグすぎて自分では作れなかったので内田に渡したという。モダンな松竹大船ではさすがに扱いきれなかったか。そして小津は応召したため完成を見ずに出征したという。『晩春』の笠智衆はその後気が触れて…
>>続きを読む【1937年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『飢餓海峡』内田吐夢監督戦前の作品。原作は小津安二郎が執筆したものである。終戦後、監督が満州に残留している間に勝手にカットされハッピーエンドに改変…
全編見ることは今のところ出来そうにないので、スコアは留保せざるおえないが、手前に2人の子供、ルンペン、飽き飽きした人物といった人物を配置したり、尽きせぬ川の流れを背景に父娘で恋愛・結婚観を語ったり、…
>>続きを読む小津安二郎作品ではみな内側にある感情をなかなか出さず人前では淡々と振る舞っているが、この作品の主人公のように一線を越える可能性があったんだよな(少なくとも『東京物語』の笠智衆はそうなってしまう可能性…
>>続きを読む完全版が観たくなる。字幕の後突然シーンは夢の中へと切り替わり、ラストも字幕で締められている、ゆめうつつだった。
豪邸にて、玄関で少年に引き留められた農家の青年は、奥の客間をサッと通り過ぎた敏をみて少…