Late Spring 4K Digitally Restored Version
黒澤明、溝口健二と並び日本を代表する巨匠・小津安二郎の名作。父と娘の互いを思いやる気持ちが胸を打つファミリードラマ――― 妻を亡くした曾宮周吉は娘・紀子と2人暮らし。婚期を逃がしかけているひとり娘に、父親の不便を考えて嫁がないのではと周吉は心配しきり。そんなある日、紀子は周囲からの勧めで見合いをすることに。やがて、縁談がまとまると、周吉は淋しい思いにかられるのだった・・・・・・。 本作で、平凡な…
黒澤明、溝口健二と並び日本を代表する巨匠・小津安二郎の名作。父と娘の互いを思いやる気持ちが胸を打つファミリードラマ――― 妻を亡くした曾宮周吉は娘・紀子と2人暮らし。婚期を逃がしかけているひとり娘に、父親の不便を考えて嫁がないのではと周吉は心配しきり。そんなある日、紀子は周囲からの勧めで見合いをすることに。やがて、縁談がまとまると、周吉は淋しい思いにかられるのだった・・・・・・。 本作で、平凡な家庭の日常を淡々と映しだす小津監督のスタイルが確立された。
早稲田松竹さんにて『小津安二郎監督特集 紀子三部作 ~NORIKO TORILOGY~』(25年1月4日~10日)と題した特集上映開催中。
本日は『晩春』(1949)、『麥秋』(1951)、『東京物…
どのキャラクターもそれぞれ違っていて、愛おしさがある。画面に映るものがどれも綺麗に作り込まれいる。小津監督は『東京物語』から観ていて、落ち着いた紀子さんを観ていたから、今作のキャピキャピした姿が印象…
>>続きを読む2024年劇場鑑賞122本目
「嫁ぎゆく処女の悩ましき心の乱れ」
上映当時ポスターのキャッチコピーやけど…
言い回しが何か意味深・・・😅
奥手の紀子と自由闊達なアヤ、今も似たような従姉妹て居る…
最初の方「不潔よ、おじさま不潔よ」
とか、そういうセリフをずっとニコニコ笑顔で言ってる。だから嫌な気がしない。
でも、はじめて笑顔がなくなるのが父親の結婚話をおばさんから聞く時。
だから対比でこれ…
◎選ばれた保守反動 状況劇としての娘の結婚強制
1949年 松竹大船 108分 モノクロ スタンダード
2015年 4Kデジタル修復版 *最高に美しい画質
再見、国際プロジェクトで進められている…
原節子の演技が怖い
序盤はニコニコしててめっちゃ可愛いと思うんだけど、中盤から何か恨む様な爆発しそうな怖い顔になってく
これをふまえると紀子の「父が心配だからお嫁には行かない」ってまるで自分が父…
初めて念願の小津作品を観ました。
しかも75年も前の作品を映画館で観られる幸せ。
何度も涙あふれ、笑い、映像の美しさにうっとりし…
素晴らしい映画でした。
娘を想う父の気持ち、父を想う娘の気持ち…
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