ハナ子さんの作品情報・感想・評価

『ハナ子さん』に投稿された感想・評価

去年の8月頃、国立映画アーカイブで展示を見ていた。昼間の国立映画アーカイブの展示場は誰も見にくる人がいなく、監視員のおじいちゃんが寝ているくらい静かだった。ぼーっと止まって展示に集中してみていると、…

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映画史の授業で視聴
おかしいわったらおかしいわ
のこと、長いねっ♩
忌々しいプロパガンダ大盛りセット、アメリカナイズを徹底的に排除してるのにもかかわらずなぜかバークレイを引用しまくってて謎で良い

のっけから無闇に明るい。つられてウキウキ見ていると、最初のボーナスが国債でも夫婦明るくニコニコでムム?となり、バケツリレーみんな楽しく、贅沢しません節約節約、ご近所揃ってのピクニックでは到頭ファシズ…

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このレビューはネタバレを含みます

映画の最後のシーンの、妻ハナ子さんと赤ちゃんを残して出征する夫を送り出す轟夕起子演じるハナ子さんが感動的だ。本当は悲しくて心細いはずなのに、無理に明るくふるまっているのだ。でんぐり返しをしたり、おか…

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底抜けに明るいホームドラマ風ミュージカルだと思ったら、後半は国策映画の色が濃くなり明るく演じていても虚しさを感じる。

ボーナスが国債で支給されるシーンは、戦後に紙クズとなるのを予見しての皮肉か?

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荒川
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授業で鑑賞。出征して終わるのが戦時中っぽい。戦後の作品だとその先まで描かれるから何で?って感じだったけどプロパガンダ映画の文字を見て納得。出征=ハッピーエンドってことか。
漫画の映画化だが、1943年という時代が色濃く反映された歌謡映画。賞与が出れば「お国のために贅沢は控えよう」、結婚すれば「産めよ増やせよ」、ラストは夫の出征。戦意高揚色の強い作品になってしまっや。
mh
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国民的婦人誌のひとつ「主婦の友」に連載されていた人気漫画をミュージカル映画にしたもの。
快活なハナ子さんのまわりはいいひとばっかりで、戦争中であっても毎日が充実している。
「ぜいたくは敵だ」の銃後を…

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漫画原作者杉浦幸雄が主人公モデルにしたのが牧歌的音楽映画だった「爆音」に主演の轟夕起子で、本作でも夫マキノ正博監督に起用され、バズビー・バークレーのミュージカル映画をちゃっかり借用の、後年の「サザエ…

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