笠智衆の詩吟!エンディングの「海ゆかば」は寸断された印象であるが、ひとまず復元版の美しさに陶酔。37分頃はまだ1〜2カット欠落してそうだし、旧版も再見したい。
生徒を死なせてしまった自責の念から教師…
娘が入学した学校に大人のサークル的なものがあり、毎月映画を観るグループがあったので入会することに。自分では絶対選ばない作品はこういうキッカケで出会えるね。
洋画好きなので邦画は積極的に選ばないが、…
1942年に公開された昭和の親子物語。
オッペンハイマー鑑賞後に観た作品だったので、まさにマンハッタン計画が進む中で撮られた親子の生活、懸命に未来の為に努力する姿を見せられ感慨深い気持ちにさせられる…
学生の頃初めて観た映像は、GHQにズタズタにされた不完全なものだった為その印象が長く残り、余り好きでは無い作品だったが、今回、修復版で観れた幸福に浸り乍ら小津安二郎監督の芸術性の高さに舌を巻いた。金…
>>続きを読む本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ旧版『父ありき』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.14投稿の
旧版『父ありき』の方(パン…
生誕120周年 没後60周年記念
小津安二郎の世界
こんなにも胸に突き刺さるものがあるなんて、本当に80年以上前の映画なの…。父親に言いたいことは言っておこう。一生言えなくなるかもしれない。失って…
「あぁ、よく鶯が鳴く」
物語冒頭の修学旅行に行き生徒が亡くなってしまうところまでの省略が大胆ですごい。教室→集合写真とか、集まる生徒→転覆してるボートとか。
小遣いを渡す立場が逆転するところで改め…
修復前の映像と見比べると、全体的に画が明るくグレーディングされていた。特に35mmフイルムのキズの状態が相当酷く、流石にそこまでは完全な修復が出来なかったのだろうが、ルックは16mmと差異が無かった…
>>続きを読む©1942/2023 松竹株式会社