1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:38分

3.8

『京』に投稿された感想・評価

はる
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今や完全にフォーマット化されてしまっているような、日常を観光地化させるための広告的な撮り方で取られた風景を想起しつつ全く異質な質感を持ってる。ここまでじっくりと映しつつ、それが広告的な速度ではなくて…

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うに
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評価:A+

1968年 監督:市川崑
東京オリンピック 犬神家の一族

映像・音楽・編集、全てが高い次元にあり、僅か37分であるが、これ程までに発見、感動のできる作品は他にはない。

光と影、色彩…

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み
3.2
選ばれた対象はステレオタイプだけど、撮る季節(夏・冬)や光をしっかり選んで、目的の日に時間に取りに行ってる。
説明的なカットがない。
一年半も撮影に時間をかけるほど、贅沢で美しい映像がある。

龍安寺石庭の石肌から桂離宮の襖の取手まで、クールに切り取り、ディテールを積み上げていく演出はやっぱ市川崑だな、と思うわけだが、托鉢を持って回るお坊さんたちの間を縫って走る赤い車や、舞妓さんの部屋に飾…

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UCOCO.
3.7

市川崑らしい影の演出が少ないのは物足りなかったが、ひたすら岩を、苔を、僧を映し続けるだけの一見つまらない題材をここまで惹きつける力で演出してるんだからやはりすごい。

途中から現実なのか夢なのか分か…

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ぴよ
-
(デジタル)
撮影が締まってれば完璧だった。

危険運転の車は演出か。
〈日本の映画音楽家Ⅰ 武満徹〉
21:05開映(『熱海ブルース』併映、19:10開映『女体』連続視聴)
吉田喜重の『美の美』みたいだった
禅寺の修行のドキュメント普通に面白い
@シネマヴェーラ渋谷

武満徹特集にて。京都の風景を撮った市川崑の短編。PR映画的な一面が強いのだけれど、その中で武満徹の機械音、実験テイスト満載の不穏な音楽が妖しく響く奇妙な作品。
さっ
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轢かれそうになる坊さんが草。しかし同時期の京都の撮り方なら「呪いの壺」「京都買います」の方がやっぱり好き

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