視覚と空間の錯覚で観客を魅了しながら、平面メディアの境界を揺るがす作品。
永遠に回転する箱という錯覚に引き込まれながら、その仕掛けと構造にハッと気づく瞬間、映像体験の核心に触れている。そんな感覚を味…
松本俊夫に師事した伊藤高志監督が大学卒業制作で作った実験映画3本の2本目。
回転する立方体の側面に校舎の中庭の風景が映し出されるスチルアニメ。1本目「SPACY」は文学的な解釈ができたが、本作は映…
THUNDERやGRIMなどで知られる日本を代表する実験映画界の名匠伊藤高志の作品。
おそらく今作は今まで見て来た伊藤高志の中で最も手の込んでいる作品の1つでした。いつ頃の彼の映画がよく分からない…
一天地六的に風景が映された立方体が回転したりするストップモーション。
押しつけがましさはないけれども、あまり面白さも感じられず…。箱の動きをどう捉えていいのやら分かりませんでした。空間が平面化され…