「北斎」のあとに木下恵介の助監督経験を活かして撮った(出版部長も務めていた)勅使河原の初のカラー作品。亀井文夫の下にいたのは有名だけど木下恵介っぽさ皆無なので意外だった…いけばなはいわゆる「生花」で…
>>続きを読む勅使河原宏監督作品。
父である勅使河原蒼風の生け花と彫刻についてのドキュメンタリー。
生け花が画的に面白い。カラー作品だったので普通に堪能できた。生け花と彫刻は何か似ている。
歴史によって生け花…
いたずらっぽい作品が出だしたあたり面白い。その軽いノリで伊達政宗像?解体&再構成してたあたりやばい。マザー2みたいな曲を流してプロか構想を練ってるところとかも。しかも後半花が全然出てこない。はじめに…
>>続きを読む勅使河原宏監督初のカラー作品であり、草月会の記録映画。花を愛する心。室町時代から始まったとされるいけばなの歴史。
前半はいけばな教室での花いけを、後半は新しい時代で変容していくいけばな…
勅使河原蒼風流、生け花、また当時の彫刻的な観点、ナレーションと音で進められてばっかり。
植物の曲線の悪戯、岩の悠々しさ、鉄の無機質な笑み、大小、古い新しい、無機物有機物、物質の面白さ、肌のテクスチャ…
教則ビデオな前半と後半のギャップがすごい。鉄骨が出てきたあたりでちょっと怪しいとは思ってたけど、めちゃくちゃラディカルな活花論が展開される。
呪術的でありサイケ的。1960年代ぽいけど56年なので…
「いけばな」
本作は前作の「北斎」の後に勅使河原が木下監督の助監督につき、映画作家としての経験を積みながら、出版部長も務め一九五六年の冬に撮影した彼の初のカラー作品となる。主に監督の父親である仕事…
56年当時の現代の生け花講義、生け花とは花を生ける事に非ずらしい、途中から完全に現代造形だし、もはや意味が分からないし生け花ちゃうやんけと思いながら、シュヴァンクマイエルの短編観てる様な気分になる。…
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