日本を代表する絵本画家いわさきちひろさん。花のやわらかさとこどもの心をにじみ絵で描いていて優しい印象がある。
でもちひろさんの人生は暗く苦悩に満ちていた。女性の自立が今よりずっと難しい時代に、55…
ソフト(作品)に相応の対価と権利を持たせる事って、価値を理解できない人にはいくら言ってもわからない。この時代に、「子ども向けの絵」を軽く見るような人は少なくなかったのは想像に難くない中、相当な努力と…
>>続きを読むお母さんが好きないわさきちひろ、廊下に季節ごとに飾ってあった絵、あれ、月ごとだっけ?それから買ってくれた洋服、みなみに似てるってお母さん言ってた、からお気に入りでした、でもわたしも自分に似てると思っ…
>>続きを読むまだ 死ねない
もっと 絵を描きたい
55歳で亡くなったちひろの最期の言葉。
心底、画家だったのだなぁと思う。
限りなく淡く優しい水彩画。
可愛い子供たちの姿。
…でも、優しいだけじゃなく…
いわさきちひろさんのドキュメンタリー。
端的に感想を述べると"意志のある人は強くて、まっすぐで、かっこいい"。
「窓際のトットちゃん」の挿し絵がふんわりやさしい雰囲気でとっても大好きなのだが、いわ…
いわさきちひろさん、といえば子供の水彩画、絵本なので勝手に「子供が大好きな」雰囲気の女性を想像したり制作過程を想像する。
この映画ではそんなことを微塵も感じさせない。
子供が好きとかはまったくなく、…