サラからしつこく年齢を聞かれて頑なに答えないシーン、すごく共感した。
私も年齢は聞かれたくない。
誰でも歳をとるけど、老いを受け入れるのは難しい。
「年齢がなによ」って言う気持ちわかる。
エイジ…
なんか良かったなあ。緊張感があってゾクゾクしながら観て、観終わったときにはすっきりしていた。若さがあった頃の自分と決別する一方で、老いを安直に受け入れようとしない。その過程が実生活・幻想・舞台で重層…
>>続きを読む「こわれゆく女」
「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」
に続き3作目。
若い女の死と老いた女を演じるうちに若さへの嫉妬と羨望、老いの恐怖と抵抗に取り憑かれてしまう。自分を模索、表現しようにも脚本に…
オープニングから映画体験でひっくり返った。
特に鏡を見る主演の人の表情にグッと惹きつけられる。他の俳優の演技も映画内の演技(➀)だけではなくて、舞台上の“演技”(➁)が凄くて、見てて凄かった。
老…
「女優が殴られるのは伝統だ」ショッキングな台詞。舞台上で、という意味。
ファンの少女の事故死を目撃してショックを受ける。
精神が不安定になっていく主人公(ジーナ・ローランズが演じる)。
舞台で頬を叩…
17歳の頃は感情の猛者赴くままに行動できた、ただそれが次第に難しくなっていった。
終演後すぐ酒を煽る女
息つく間もなく詰めかけるマスコミとファンの群れ
17歳以上にまとわりついたのは、立場から…
もう少し歳をとったら分かるかな……
でも私は中高生の時に自分のことを若くて無敵と思ったこともなければ、今の年齢になって同年代の子たちが言う自虐めいた「もうこんな歳なのに」もうまく消化できていないと…
昔何だかよくわからなかったけど、今見るとなかなかいい。ローランズ、カサヴェテス、ギャザラとトリオで好きなので、これって殆どほんとかなとか思ってしまう。劇では周りに迷惑かけてるけど、彼女に実力と魅力が…
>>続きを読む最初は演じる事に対する疑問だったものが、日常の自分だと思っていたものに対しても及んでいく。
若さ、老い、結婚を含めた人間関係。
虚実内混ぜになりながら、迎えるオープニングナイト。
噛み合わないあ…
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