「忘れられた人々」以来のルイス・ブニュエルでしたが,とてもシュールで楽しめました.それぞれのブルジョアの醜悪さと滑稽さを,シュールで現実と夢の入り混じった世界の中で,ユニークに描いていきます.最も面…
>>続きを読むブルジョア特有の嫌な感じというか、根が腐ってる感じが終始滲み出ていてずっとじわじわと面白い。ブニュエルかなり良いかもしれない。『欲望のあいまいな対象』でも思ったが、演出的な技巧だけで引きを持続させる…
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盛大なショートコントだった。永遠に三大欲求を満たされないブルジョワたち。ブルジョワ、彼らがいるから経済が回ってて存在は良いものだけど、身の回りにいる財産自慢してくる人は嫌だよね。死人、戦争、宗教の要…
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ずっと食事のことばかり気にしているのに何故かいつまでもありつけないでオロオロしていて笑える。食卓に着いたら幕が開くシーンがいちばん痛快。おそらくここで一区切りついて、以降ややシリアス?サスペンス?な…
>>続きを読むシュルレアリストととして映画監督としてを見事に両立させているな〜という印象、思想が入り込むと粛々としたものになりがちだけどあくまでエンタメ的映画としての画面が続くからそのあたりもテクいな?
ストー…
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こういうリアルとシュールが混然として判別つかなくなるような作品楽しくて大好き。
まずオープニングシークエンスが良い。私は雨の日は凄く憂鬱な気分になるけど、雨の日の夜道は好き。ルイス・ブニュエルよく…