第一次大戦前夜、ロシアのある荘園を舞台にそこの主とゲストたちがさまざまな宗教観、戦争観、社会規範などをひたすらしゃべり倒す。
原作が哲学者の著書の映画だそうで、通りでペダンチックな内容なわけだ。
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まさに観客のいない貴族トークライブショー。パケ写は名作風、中身はほぼオーディオブック。この手の作品に耐性ある人でも持久力試されそうな。。見る人によって0か100か極端に好みが分かれそう。3時間20分…
>>続きを読む 戦争は悪か?といった比較的シンプルな問いから始まり幼稚な西洋中心主義などを経て反キリスト論へと至る会話劇で、プラトン対話編を彷彿とさせるよく練られた秀逸なダイアローグの妙味を堪能できる傑作。
中…
【第70回ベルリン映画祭 エンカウンター部門監督賞】
『ラザレスク氏の最期』がカンヌある視点部門に出品されたルーマニアの異才、クリスティ・プイウ作品。
ロシアの哲学者ウラジミール・ソロヴィヨフの「…
一日で不毛な議論に201分付き合うのはさすがにキツくて二日に分けて見た。突然起こる銃撃戦に巻き込まれての不条理な流れはブニュエルだろうなあ、もちろん撃たれて倒れても屋敷から出られないし討議は終わらな…
>>続きを読むロシアの哲学者, ウラジミール・ソロヴィヨフの『三つの対話(戦争・平和・終末)』を映像化した会話劇。
領主, 政治家, 将軍, 公爵, 貴婦人と、立場の異なる貴族たちが、善と悪の関係性や戦争,宗教…
3時間以上貴族たちが棒立ちのまま、なんのアクションも無く「人には殺人の権利はあるのか」といったどうでもいい内容の会話を延々と続けているのを見せるという作者の傲慢でしかない史上最低の映画。
光も平坦で…