多芸多才な山本嘉次郎監督と日本喜劇王榎本健一コンビが最も息の合ったスピード感溢れるミュージカル喜劇映画の傑作。ちゃっきり金太は記憶違いかも知れないが、西郷隆盛の財布を擦り損なったが許され更生した人物…
>>続きを読む〖1930年代映画:コメディ:PCL:日本映画傑作全集〗
1937年製作で、エノケンこと榎本健一主演のミュージカル喜劇らしい⁉️
今回は二部構成からなる前編で、現存してるのは、ダイジェスト版になるも…
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巾着切のちゃっきり金太が薩摩藩士の密書入り巾着を盗んだことからの岡っ引き倉吉との珍道中。フィルム喪失し前後編を再構成したものらしい。
あまり上手くない金太こと榎本健一の口上に乗せて針すなおみたいな…
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シナリオもカメラワークもモダンそのもの。基本いまふうサスペンスまきこまれロードムービー。だがミュージカル要素どころかアクションスペクタクルラブロマンス。エロにホラーとなんでもあり。主人公はストイック…
>>続きを読む 財布を掏り取るために、銭入れとしている巾着の緒(紐)を切る、、、巾着切り、、、きんちゃっきり、、、ちゃっきり、、、スリ稼業の金ちゃん笑い噺。
エノケンの、動きも滑舌もキレッキレ!!
色んな面…
エノケンの「体技」。飛び上がって逃げるバネの素晴らしさ、所作は日本人離れしており、チャップリンやキートン直系のもの。フィルムの散佚が惜しい。『日本の喜劇人』で映画の存在を知ったけど、黒澤明が助監督と…
>>続きを読むエノケン映画は、黒澤明の『虎の尾を踏む男達』しか観ていなかったはずで、この映画、2本目だったはず。
この映画は、完全版が存在していないらしく、観たのはVHS版の「エノケンのちゃっきり金太」であった…
日本の喜劇王エノケンの代表作。
フィルム消失によるストーリーのぶつ切り感は残念だが、エノケン映画ならではのスピーディーでコミカルな展開は堪能出来る。
侍のみを対象にスリをする金太。
その日も演…
これは、途中で再見だと気付く。しゃれているし、とにかくエノケンの動きが凄い。当時のアメリカ映画雑誌ですらエノケンに注目している記事があるくらいだ。(他の映画は皆アメリカのコピーと書いてあった)「しら…
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