ペーパーバード 幸せは翼にのっての作品情報・感想・評価

「ペーパーバード 幸せは翼にのって」に投稿された感想・評価

Meg77

Meg77の感想・評価

4.8
とても好きな作品。

スペインにてフランコ政権による思想統制が行われてた時代。自分が世界史の知識なさすぎて、フランコという名前しか知らなかった事が情けない。

登場人物達は辛さや苦しみをそれぞれ抱えながらも、毎日を必死に生きている。彼らの生きる事に対する誠実さが印象深い。きっと彼らはそんなこと思ってないんだろうけど。
日々の生活の様子や小劇場の装飾とかも観ていて楽しい。


思想・言論の自由って本当に難しいと思う。皮肉とか風刺とかは特に。私はシャルリ・エブドみたいに他者の信仰をネタにするのもどうかと思うし、でもそれを政府が禁止するのも違うと思う。
でもやっぱり、この映画のラストのような風刺の替え歌を堂々と舞台で歌い踊る姿は好きだ。好きなものは好き、嫌なものは嫌と主張できる社会は正しい。


あと使われている音楽が本当に好き。美しくて切なくて聞いてるだけで泣けてくる。サントラ欲しいわ。
Ayaka

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2.9
惜しいな、という感想だな。スペイン内戦〜フランコ独裁期のマドリッドが舞台で、テーマ大好きなんだけどラスト以外が退屈すぎる気がした。しかしラスト10分は過呼吸になるほど号泣しました。こんなに暖かくて丁寧なスペイン映画を初めてみた気がする。自由に言語思想を表現できること享受できることって普通じゃないんだなってまた立ち返る思いになる。パパ「papá 」って単語はカトリック圏だとさらに特別な言葉に思えるな。もうちょっと多くの人に見てほしい映画!
銀座テアトルシネマ
ムウ

ムウの感想・評価

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レビュー読んでラストが良いのは知ってたけど、それまでが自分には合わなさ過ぎて60分ぐらいで挫折。
sima

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ファイル⑬
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

3.8
 スペイン内乱で妻子を失った芸人が親を失った子どもと一緒に生活しながら少しずつ芸を教えていく。

 戦争で子どもを失った男が少しずつ新しい親子の絆を培っていくストーリー。戦争がいかに人の心や人生を傷つけるか、再生がいかに大変かが描かれている。
 芸で使う犬が盗まれて劇団を去る老夫婦が出てくるが、こういう生活をしている人達がいかに弱い存在か。本来は政治はそういう人達の為にあるはずだが、力になるどころか傷つけてくる。だから争いが生まれる。軍が劇団にスパイを送り込むという設定が面白い。
 タイトルがペーパーバードであることを納得する美しいラスト前シーンは誰しもグッとくるものだと思う。

 話を綺麗にし過ぎる感もあるが、ヨーロッパならではのキメの細かさが光る一本。
Tinscow

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3.1
時代背景とか好きな要素多いのに、人物相関で感情移入できず、ハマれなかった。。

ラストがすごい良いだけに、もったいない。作品に対してじゃなくハマれなかった自分に対してもったいない。
Aocha

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5.0
忘れられない
フランコ政権下でのスペインを舞台に、
ある劇団が繰り広げる物語。
これはいい、とても良かった。まず音楽がいい。さすがスペイン、思わず踊りたくなるような音楽が耳に心地いい。
そして主人公の男の子のかわいさ。ニュー・シネマ・パラダイスを思い出す。
そしてそんな男の子の世話をする男性二人、一人は戦争により家族を亡くし、もう一人は同性愛者。ほかに所属する劇団の人、とくに歌を歌う女性や踊り子の女性は目を惹く美しさだしとても素敵だった。

ナチスというより、スペインでの内戦を描いている。
そしてペーパーバードというタイトル、また結末を観たとき、思わず涙が止まらなかった。
Emily

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4.2
お恥ずかしながら当時スペインが独裁政権だったとは知らなかった。

酷い時代で心が苦しくもなり、出てくる人達が個性的でいい人で、笑みもでる映画。

独裁政権下でも、結構ゆるい大将もいたのね?と思ったら、なるほどそーゆー事かという驚きのシーンもあります。

ラストシーンがとてもとても良い!
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