アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓の作品情報・感想・評価・動画配信

『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』に投稿された感想・評価

3.9
799件のレビュー
ねこ
4.3

幾度も涙した

理不尽な世界で生きるしかない人たち
チャーリーやティグランやソナだけではなく、登場するすべての人の立場を思い、どうしようもなく腹が立った
彼らが奪い取られたもの、諦めざるをえなかった…

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辛い現実に屹然と胸を張り、格子窓から外を見つめるチャーリーの眼差しが、自ずと普段私たちが映画を観るためにスクリーンに向ける眼差しとシンクロし、涙してしまう。
本作が秀逸なのは、物語の後半でこの”スク…

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アルメニアってどこ

第二次世界大戦後の旧ソビエト連邦アルメニアが舞台の作品。アルメニアの収容所に送られたアメリカ人という斬新な設定で単調になりがちな監獄ものとは一線を画していた。こういう映画がなけ…

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5.0

マイケル・A・グールジャン監督作。

ジェノサイドの生き残りである自身の祖父をモチーフに、アルメニアにルーツを持つアメリカ人俳優のマイケル・A・グールジャンがアルメニアで作った上質な人間ドラマで、無…

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U子
3.6

アルメニアを追われ、アメリカに渡り、
ソ連となったアルメニアに帰還したチャーリー。無実の罪で投獄される。
辛い日々を向かいの家の夫婦の暮らしをのぞくことで、やり過ごす。
チャーリーが前向きに生きよう…

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幼少期にアルメニア人虐殺を逃れた男がロシア統治下の祖国に帰還するもアメリカ人スパイとして収監。
牢獄から見える一室の男女観察が生き甲斐となり覗く彼の目線で一緒に楽しんだ。
言葉を交わすことなく育む友…

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xavier
5.0

自由は、いつも心の中に…
オスマン帝国(現在のトルコ)で幼少期を過ごしたチャーリーは、アルメニア人に対するジェノサイドから逃れるためにアメリカへと渡る。1948年、自らのルーツを知るために彼はソ連統…

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5.0

ジェノサイドや搾取など列強国に度々踏み躙られてきたアルメニア。小国が歩んで来た歴史の荒波に翻弄される主人公〈少年ガロ =〉チャーリー(マイケル・グールジャン)の波瀾万丈な人生。

小窓から覗き見…

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FranKa
5.0

とてもよい鑑賞体験だった。

(1) アルメニアという国に、鑑賞者が知らず知らずのうちに関心を惹きつけられる作品だと思う。ままならぬうちに、抑圧的な環境に置かれてしまった事態が、国とチャーリーの境遇…

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まさにライフ・イズ・ビューティフルの再来!!

幸せはどこにいても気持ち次第ってことかな。

深いな〜!

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