アンナ・クリスティの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「アンナ・クリスティ」に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

3.3


疎遠になった父に会いにきたアンナだったが……

結婚

トーキー作品

会話劇
それぞれの関係性が見応えあり

グレタ・ガルボの演技が印象的でした
mir

mirの感想・評価

3.0
グレタガルボの悲しげな語り口のところで胸が痛んだ。
今日挙式など単純すぎて可笑しかったが面白かった。
Marrikuri

Marrikuriの感想・評価

4.0
不滅の“キレイすぎるお姉さん”グレタ・ガルボが初めて銀幕上で喋った、映画全史上重要な小品。今東京で最もホットでクールな名画座である三鷹市芸術文化センター「星のホール」と主催財団に深謝!

どこか道化っぽい老夫婦(じつは夫婦じゃなかったみたい)のそれなりに内面的な麗しさのある巧みな長会話、、、を露払いにして大登場したガルボの“第一声”は、トーキー続作や続々作での彼女と何やら違って奇怪というかバケモノみたいというかビミョーだった。艶なくて媚びゼロで、自分が映画に出てるんだという自己主張性さえナシっぽく、揺れたりして聞き取りづらくもあり、耳が慣れてからも“不自然なほど自然でぶっきらぼうな”威圧レベルはほとんど下がらない。どんなスター女優の声にも似ておらず、強いていえば、私の近所の六十路のおばさんの声にだけ似てる。。。。
見かけはもちろんさらに硬質で、眉間に頻繁に浮かぶ縦皺二本にもやられ、私なんぞはシッポフリフリの小犬となって彼女の足元にまといつきたくなる以外なかった(と謙遜)。

ストーリーにはこれといった羽は生えてなかったけど、衣装替えを適宜まぜてくれたガルボの濃オーラが立派に普通に旅客機的に私たちを最後まで運んでくれた。暴れん坊との十字架の誓いがひょっとして彼女の突然死を招くんじゃないかとヒヤヒヤさせたし、別宗派云々からの一悶着をも期待させたけど、このエンドが悪いってことは特にない。
そんな最後らへんでは彼女の声が単に落ち着いてる奇怪じゃないオトナ声になってた気がする。

あと、9年後の『ニノチカ』で初めてガルボが笑った(大笑いした)のがやはり映画史に残る大事件とされてるけど、既に本作でもけっこう彼女は笑ってるじゃん。

古今東西どんな映画においても、遊園地シークエンスというものは必ず楽しい。これ既に法則。
グレタ・ガルボの初トーキー映画です。わたしの中でグレタ・ガルボは長椅子に横たわりネグリジェのような夜会服を着て妖艶に微笑む女神様のようなイメージがあったのですが、この映画は育ちに難ありの薄幸な女性として登場します。映画評論家の淀川さんが痺れたという「あたい、ウィスキー呑みたいわ」は、わたしが観たDVDの和訳には入っていませんでしたが、酒場に入ってきたグレタ・ガルボ演じるアンナ・クリスティは非常に美しく既に大女優の貫禄で痺れます。あばずれ役ですが上品で甘い雰囲気があります。父親と恋人に対する魂の叫びが秀逸。
りた

りたの感想・評価

3.6
夏の舞台のために事前鑑賞。
古い映画をあまり観ていないため比較がしにくいが、技術面に興味を持ちながら鑑賞できた。
もうこの世にいない人達の作品かと思うと、いろんな想いが込み上げた。
イシ

イシの感想・評価

-
序盤なかなか出てこなくて、出てきた後もぐでんぐでんだったりするガルボでした。
彼女に惹かれてみるなら、この映画と同じくクラレンス・ブラウン監督の『肉体と悪魔』とか『アンナ・カレニナ』のほうを先に見るのがおすすめかも。

細かいとこだけど、ガルボが「そんなのおためごかしじゃないの!」って和風のセリフをいうのがなんだかおかしかった。そしておためごかしの意味を調べた。
taka

takaの感想・評価

3.4
「ウイスキーをちょうだい」
スエーデン訛りのハスキーな声で!
今宵は古き良きバーボン
エライジャ クレイグにジンジャエールを
チェイサーで
映画と酒のマリアージュ
Taka29

Taka29の感想・評価

3.4
グレタガルボ作品レビュー第2弾はグレタガルボの最初のトーキー映画です😄サイレント映画の時代からトーキー映画の時代になり、ファンからはグレタガルボはトーキーではやっていけないと初めは言われていたそうです😊でもこの映画で代表的な映画スターになりました😊
確かにこの作品で初めてセリフを言った‼️ウイスキーをちょうだいはというセリフを言ったのですが😅僕は観賞して何を言ったかわからなかったんです😅それぐらい独特の声だったんですよ😁男みたいなハスキーの声がもうなんかね‼️最初、え‼️おっさん化してるじゃん‼️と感じ、肉体と悪魔の方が綺麗で良かったと😅でも、演技が素晴らしいからゆるしちゃう😊
クラレンス・ブラウンとグレタ・ガルボのコンビ作はこれ以前に『肉体と悪魔』を観ている。率直に言ってあっちの方が数倍は面白い(といって『肉体と〜』が名作だとは思わないが)。トーキー初期の映画であるためか, カメラはほとんど固定で, 登場人物の二人乃至三人がクソ面白くもない会話劇を繰り広げる。まるで舞台をそのまま映したかのようだ。しかも場面の繋ぎはスポークン・タイトルである。サイレントでのクラレンス・ブラウンのカメラ演出はこんな野暮ったいものではなかったから, このサイレントの名監督もやはりトーキーへの移行に苦労したクチなのだろう。
例外としてマリー・ドレスラー演じる襤褸雑巾のような娼婦だけは人間がよく出ていて面白かった。演技過多かもしれないが, 情人の娘であるアンナとの初対面では緊張していてわざとらしく声が上ずっていたのが, アンナが自分と同じ種類の人間だと見抜いたとたんに余裕しゃくしゃくという態度に変わるところなんかコミカルだが実にリアルだ(それでいて, 自分を追い出そうとしている情人について「とてもいい人」と彼の娘であるアンナには太鼓判を押すのである。あの時代の女性が如何に馬鹿々々しい処世術を身に付けさせられていたかがよくわかる。だからこそクライマックスでのアンナの「わたしは誰のものでもないわ!」が効力を発揮するのである)。
この映画は多分, 70年代, アメリカン・ニューシネマの時代に撮られるべきだった映画なのだ。クライマックスでのアンナが父に向ける詰責も, 「海の魔性が....」とかほざいて呆けている耄碌した親父にはちっとも通じない。交際相手の男はがさつで知性の欠片もない。状況は『ラスト・ショー』以上にニューシネマ的だが, 結末があまりに無理矢理なハッピーエンドなので何の解決も見出されない。だからグレタ・ガルボの退廃的な魅力が一切の映画的感動を生まず, ただ男の観客のオナニーの材料にしかなっていない。グレタ・ガルボという女優が如何に無駄遣いされた女優かということが端的に分かる作品であった。
pier

pierの感想・評価

3.8
初めて発した台詞が「ウィスキーをちょうだい」はクール過ぎる。
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