渦巻の作品情報・感想・評価

「渦巻」に投稿された感想・評価

どなべ

どなべの感想・評価

2.0
マイケルパウエルはもう10本近く見た気がするが、「老兵は死なず」が結構見れた思い出以外はそりが合わない
これだけ有名な監督だからいつかハマると思って見続けていたが、もう代表作は全部見てしまったな、、
イギリス映画への苦手意識はこいつのせい
No.181[こんな魅力の薄いロマコメもあるもんなのか、パウエル=プレスバーガー映画祭②] 40点

玉の輿を狙った勝ち気で自信に満ち溢れた女主人公ジェーンが結婚式のためにスコットランドの孤島に向かうも悪天候のために足止めを食らう話で、宿泊先の家で休暇中の海軍士官トークイルに出会って本当の恋を知る過程を描いたガヤガヤと小煩い作品である。悪天候に痺れを切らしたジェーンが時化た海に特攻して自滅するクライマックスは同情というより自業自得過ぎて感情が湧かなかった。うずまきのシーンは見応えがあるが、そのシーンから作品を逆算して作ったんじゃないかってほど本筋と関係ない。最後は観客をバカにしてる締め方で気分も悪い。

ジェーンを演じるヒラーは撮影時33歳ながら25歳の役をやってる。これが全く25歳に見えない上に、失礼ながら33歳にも見えない。エロさと可愛さを抜いたグロリア・グレアムを水で薄めた感じ。もっと適した女優がいた気もするんだが(おんなじようなことがキャサリン・ヘプバーンにも言えるってのは内緒)。そしてトークイルもそこまでイケメンでもないから、どうすることも出来ない。パウエル=プレスバーガーのコアなファン以外は見る価値なし。あらすじを読んでそっ閉じするのが最適である。

Criterionの字幕が思いの外適当で頭が痛くなってしまった。担当者も作りながらどうでも良くなってしまったんだろう。こちらとしても途中からつまんなすぎて困っちゃったよ。

追記
宿の女主人カトリオナさんの方が断然綺麗な人だったからヒロインは彼女にするべき。
にむう

にむうの感想・評価

3.2
イギリス/91分

原題は『I Know Where I'm Going!』
その通り強気で自信家でかわいくない(ほめている)主人公ちゃんが、スコットランドの孤島で恋をする話

パーティーのシーンの歌や踊り、古城やバグパイプなど、土地ならではのものが登場して楽しめた!

主人公ちゃんが島で電話を借りてお金を払おうと高額紙幣を出してお釣りがないと言われた後の会話がなんとなく好きで印象的だったんだけどもう詳細忘れてしまった

主人公ちゃんを快く泊めてあげるカトリーナさんが美人でかっこよくて好きでした
み佳乃

み佳乃の感想・評価

2.2
巨大な渦巻のシーンをどうやって撮影したのか…1945年作品であるだけに気になる。
「赤い靴」も良いけれど「黒水仙」が大好きなパウエル&プレスバーガーの日本ではソフト化していない作品。
銀座メゾンエルメス ル・ステュディオ(予約制・無料)

勝気なヒロインが自分の父ほど年の離れた富豪と玉の輿婚を狙い、いざフィアンセの待つスコットランドの島へ。
しかし、悪天候が続き、隣の島にしばしの滞在を余儀なくされる。
その間、徐々にそこで出逢った男性に惹かれて行き、彼女の心は揺れ始める…。

ここまで書いただけでオチが読めてしまうベタなロマンティック・コメディなんだが、ほとんど笑えない代わりに映像がすこぶる良い。
クライマックスの荒海が造り出す渦巻のシーンは圧巻。

一生エルメスなんか買えそうに無くて申し訳ないが観に行って良かった。
KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
久しぶりに銀座ル・ステュディオ・エルメスでクラシック映画を鑑賞。

1945年制作の白黒映画。終戦の年にもこんなのんきな映画を作っていたのねイギリスでは。

お金持ちとの結婚だけをゴールと信じてタカビーに振る舞い続ける美女が、本当の恋に出会う数日間を描いてるんですが、美女役の女優が魅力的でないんだなぁ。

荒波を越えて海を渡ろうとするシーンの映像は、この時代にしてはかなりの迫力でした。以上。
backpacker

backpackerの感想・評価

3.0
明朗快活で合理主義的な女性ジョーンは、幼い頃から自分の生きる道を知っていた(原題I KNOW WHERE I'M GOING.)。
25歳の彼女は、父親に内緒で婚約した。お相手は自身の勤め先の社長である富豪ベリンジャー。父親と同年代の男である。
彼との結婚式に臨むため、スコットランドのキローラン島に花嫁衣装を持って一人向かったジョーンだったが、思いがけぬ悪天候によりキローランを目と鼻の先にする隣島に釘付けとなってしまう。
その島で、彼女はキローランに帰郷しようとしていた海軍士官トークィルと出会い……。

まず、序盤と中盤でテンポ感が大分異なり、その事に驚かされます。
OPクレジットの僅か3シーンで、ジョーンがどんな人間なのかを簡潔に説明し、その後は捲し立てるような会話で迅速に進んでいきます。
しかし、キローランの手前の島に辿り着いてからは、マシンガントークは変わらずに、そこで過ごす時間がゆっくりとしていきます。
トークィルと接するうちに移ろい行く心理描写がもうちょっと欲しいと、今の映画に慣れてしまっていると物足りなさもあります。けど、もちろんこれでも十分とも思えます。

力強い荒波と大渦巻の海原をボートで渡ろうとするシーンは迫力あり。
別離と再会のバグパイプ音楽は独特なムードあり。
時代背景を感じながら楽しめる白黒映画でした。
パウエル&プレスバーガー作品では余り有名ではない『渦巻』。なかなか観れない作品なんで銀座メゾンエルメスのル・ステュディオへ。無料、要事前予約(有料なら行ったかどうか。パウエル&プレスバーガーでは『血を吸うカメラ』しか観てないが特段好きな訳でもない。大体「ソフト化されていない」とか「日本未公開」とかの文句に弱いのだ)。

主演2人、ジョーン役のウェンディ・ヒラーとトークィル役のロジャー・リヴシー。もう少しフォトジェニックな役者を使えなかったのかとまず思ってしまう。歳も食っているし、どうにも冴えない(主観です)。タイトルの提示はいかにも洒落ていて期待を抱かせるが、いかんせん主演2人がそんな感じで、テンポ感と工夫ある演出は悪くないのにどうにも居心地が悪い。また、イギリス版のプレストン・スタージェスやホークスのようなスクリューボールコメディとも言えるが、あのような無重力さがないのだ。どう説明すべきか。とにかく、あまり楽しめませんでした。

まあ『赤い靴』も『黒水仙』も観てないのに分かったようなことは言えない、か…。これと『ホフマン物語』も観てみます、一応。
doi

doiの感想・評価

3.0
観終わって3時間は引き攣った顔が持続する、あまりにも人をバカにした幕引き。
lqpnl

lqpnlの感想・評価

3.0
形あるものしか見えなかったジョーンが見つけた目には見えないけれどとても大切なもの。
タイトル「渦巻」と「うずまき」どっちが正しいの?