これに真剣に感想を考えていることこそが最も馬鹿らしい。一言でいうとシュールレアリスムを映像化したもの。
確かに観ていて画は斬新で、現実が如何に阿呆らしいかということを皮肉に表しているとも見て取れる…
この映画は、ゴヤの絵画の再現から始まる。
ナポレオン率いるフランス軍によって、マドリードの市民が銃殺される場面だ。
ここで死を目前にした市民が、自由くたばれと叫ぶ。
それに端を発して、この世界から人…
オープニングがナポレオンのスペイン侵攻でゴヤの処刑の絵『マドリード、1808年5月3日』を映像化したもの。ナポレオンから始まるのは、マルクス『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』を踏まえていて、「…
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