「おやすみ メーン州の王子と
ニューイングランドの王たち」
孤児院がキーとなる作品のなかで、必ずしもそれだけでない出来事がいくつもあり、どれもすごく考えさせられる問題ばかりで内容は決して軽いもので…
これはリアルタイムで観た映画だけど、全く記憶に残っていなくて、再度、観てみました。
最近、なかなか辛い実話モノや、ドキュメンタリーをみていたため、
この映画は小説をベースにしていることがわかっていて…
外に出て、外の世界を知ったからこそ
生まれ育った環境の素晴らしさを知る。
外に出て経験したからこそ
間違っていると思っていた行為が
実はある意味で正しかったと知る。
地味だけどすごく好きな作品で…
ラッセ・ハルストレムの作風には、『やかまし村の子どもたち』(1986年)から『ショコラ』(2000年)をつなぐような、童話やファンタジーを美しく撮ったものもあれば、『ギルバート・グレイプ』(1993…
>>続きを読む