月は上りぬの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『月は上りぬ』に投稿された感想・評価

UCOCO

UCOCOの感想・評価

3.7

冒頭で何度も挫けていたが、この度ようやく集中力を保って全編を見ることに成功した。

後半に向かうにつれて、男の自分勝手具合がエスカレートする様にドン引いた。

一場面だけ度肝を抜かれた美ショット(廊…

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yufu

yufuの感想・評価

4.2

面白かった。前半はコメディチックで、後半はシリアス展開。『流れる』でもそうだけど田中絹代は女中役がハマってる。

1955年作品だけど70年代あたりの作品にみそうな青春ぽさや、はっきりしない男と女の…

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senatsu

senatsuの感想・評価

3.7

衣装が美しい。
確実にオードリーヘップバーンを意識している。まさかのこの方が石原裕次郎の奥さんだとは…。
今と考え方の違いにびっくりもしたけど、文化を学ぶ上でとてもいい作品だった。
この時代に女性映…

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キヲシ

キヲシの感想・評価

3.0

4K版にて鑑賞。脚本は小津安二郎。出演は笠智衆、佐野周二と続くので、どうしても比べてしまう。しかし、主役は北原三枝と安井昌二(なぜか役名も同じ)。浅井家の表札に斜めににじり寄るカメラ移動で、あ、やは…

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mende

mendeの感想・評価

3.5

小津が自身で監督しようとして手がけた脚本を田中絹代が監督。監督第二作らしい。
笠智衆が父親で、出戻りの長女、未婚の次女と末娘の結婚話。奈良に疎開してきてそのまま住んでいる、教養もお金もある一家のお話…

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テンポがいいのか悪いのか微妙で長く感じる映画だったな、、、
でもコマの繋ぎとか目線の流れが考えられてるシーンもあって面白かった

昭和30年公開の古い映画で、戦後の日本はこんなに復興が早かったのかと驚く。奈良の鹿や大阪城は見応えがあったし、寺や土間、襖、廊下、畳など家の中がよく分かった。当時のご馳走はすき焼き。主人公が公園で転…

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味わい深い佳作。
監督は田中絹代だが脚本の小津安二郎の色が濃く出た作品。助監督に齋藤武市がいる。
鼻歌を歌う姉さんを覗く北原三枝の表情が好き。姉にはお節介を焼く三女の節子もいざ自分の恋愛や将来のこと…

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abara

abaraの感想・評価

-
古き良き時代。
女性の話し言葉の美しいこと。


当時の作品は、折に触れて、鑑賞したい。

夏目漱石が、I love youを、月が綺麗ですねと訳したというエピソードを思い出した。
ひでP

ひでPの感想・評価

3.5

2023年11月17日Amazonプライム、無料配信。

脚本、斎藤良輔、小津安二郎が共同。
1955年に公開。モノクロ映画。
田中絹代監督。
女優の田中絹代が監督した6作品の第2作。
2021年…

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