天衣無縫の大傑作。皮肉とユーモア漲るカワシマ・スクリューボールの極地。アヒルのモチーフは言わずもがな、月丘夢路と水原真知子、芦川いづみと北原三枝の対比、高橋貞二が灯をつける部屋を見つめる芦川いづみ、…
>>続きを読む東京マダムが月丘夢路で、大阪夫人が水原真知子。月丘夢路が宝塚歌劇の出身で、水原真知子の立ち姿を見ながら同じ宝塚歌劇の出身かと思っていたのですが、OSK日本歌劇団だった。これも対立軸なのでしょうか。東…
>>続きを読むこういう高度経済成長期の日本を舞台にしたコメディーは、この時期結構流行作られたのではないだろうか?例えば岡本喜八の『江分利満氏の優雅な生活』とか、成瀬巳喜男なら『驟雨』とか。この川島雄三の『東京マダ…
>>続きを読む集合社宅の主婦たちの井戸端会議をガアガア鳴くアヒルに例える意地の悪いセンス…。不躾を演じさせたらピカイチな“空の男”高橋貞二が、隣り合う東京マダムと大阪夫人それぞれの家を、北原三枝と芦川いづみの間を…
>>続きを読む何気ない日常をリズミカルなテンポと会話で軽快に綴る川島雄三監督流喜劇の完成形とも言える秀作、東宝時代のように役者に頼りすぎてアクを出すこともなく役者と物語がバランスよく存在しているのでひたすら心地よ…
>>続きを読む東京都西部、あひるが丘のとある紡績会社の社員寮。西川隆吉(大坂志郎)の家に洗濯機が運び込まれ、ご近所の人々はパニック状態に。西川の妻・房江(水原真知子)の貯め込んだへそくりで遂に念願の電化製品を一…
>>続きを読む2/26@ラピュタ阿佐ヶ谷
井戸端会議から始まる冒頭から最後までハイテンポで滅茶苦茶面白かった!
53年当時、洗濯機を買うって一大イベントだったんだなー。一方専務の家では冷房完備。
ヒートアッ…
川島雄三監督による雰囲気が楽しい娯楽作であり、タイトルの東京マダムと大阪夫人よりも、とっても若々しい芦川いづみが清楚で美しい!…と思って観ていたら、この作品、芦川いづみのデビュー作であった。
東京…