ベニスに死すの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ベニスに死す」に投稿された感想・評価

醜い老人と若い美男子。還暦を過ぎて、ようやくこの映画の本質が理解できる。学生の頃観たときとは印象が全然違う。美しいベニス。若さへの羨望。かつて自分も若い時代があったのに。音楽が素晴らしい。
ユキ

ユキの感想・評価

5.0
最高の芸術作品
すべてが美しすぎる

この映画に影響されてヴェニスへ行ってみたが、
観光客でごったがえしていて、がっかりした経験あり。そりゃそうだ。
みさき

みさきの感想・評価

5.0
最高です。
いつだって、誰だって、誰かを美しいと思い、焦がれ、自らを同化しようとする。

美は盲目。自分の周囲で恐ろしいことが起きようとしているとも知らずに…。


最期に観るならこの映画にします。
美少年が美少年すぎる

台詞でストーリーを進めるのではなく映像でストーリーを進めてる感じがする

芸術とは、美とは、
CHAKKI

CHAKKIの感想・評価

4.0
タージオまじで綺麗。絵画。最初の登場シーンのインパクトすごかった。

セリフほんとに少ないのにめちゃくちゃ感動した。
tatu

tatuの感想・評価

3.5
グスタフの切なさが表情や仕草に現れている。タジオの何気ない視線や薄笑いがグスタフの心を乱す。ベニスの町並みやサンマルコ広場が美しく描かれる。しかし疫病を消毒する町は不気味な感じ。深い意味ではグスタフの美に対する考えがタジオの出現によって砕かれていく。静養に来たはずのグスタフはいろんなものを打ち砕かれ死んでいく。
内容を理解するのに2回みた。
正直、ストーリーは眠くなる。
ただ、こんな美少年を美少年として美しく映像に残してくれてありがとうというだけで、4点。
タジオは自分が教授にどんな目で見られているか分かっていて、微笑みかけていたね。
教授は妄想の中でも髪を撫でるだけ。
ラストの残酷なくらいの対比は良い。
NaDi

NaDiの感想・評価

5.0
作中でしばし友人のアルフレッドと芸術について言い合いになっていたが、アルフレッドが激情的な芸術家であれば、アッシェンバッハはその対象であった。
アッシェンバッハは燃え上がる炎のような情熱的で力強い美ではなく、まるで繊細なガラス細工の外郭をそっとなぞるような柔らかい完璧なほころびのない美を求めていた。
「そんな美しさを追求しすぎたら、こうなりました」みたいな映画。
掴み取りづらいのに、噛まずにスルッと落ちていくみたいな感覚。
これを観てて、「なげーよ」とか「つまんな」って思う方はどちらかというと、アルフレッド寄りの感性をお持ちなのだろう。
棘や凸凹がある個性の強いものではなく、静かにゆっくり享受する映画だから、人を選ぶのも仕方ない。それもそれで一つの立派な意見だと思う。
しかし、その長さやつまんなさが、一人の人間の人生の終焉を表していると考えたら短いものだ。

時たまに、これはゲイのおじさんが美少年をストーカーする話と誤解されるが全く違うものである。
アッシェンバッハが追っていたものは、生である。
高尚で、輝かしく、未来のある、若い命と、彼の人生の基盤や目的となっていた完璧な美。
それを兼ね備えたタージオの生を求めていたのだろう。
一人の老いた男の最後の夢を追う様を観ると、人の穏やかな死について考えさせられる。

流石ビスコンティと思うのは、出演してる貴族役のエキストラやドレスは本物であると言う事と、タージオ役にビョルンアンドレセンを見つけてきたことである。
まじ、このために生まれて来たと言っても過言ではないほどの美少年をありがとうございます。
Np2

Np2の感想・評価

3.2
セルフネタバレ映画。
美、健康、そして何より若さへの憧憬、渇望。「もっと短くまとめられたよなあ?」って監督をガン詰めしたい。
美少年を観たいが為に、前振りは少し長く感じてしまったが、
彼が画面に現れた瞬間からその退屈だった時間すら特別なものに感じた。
美しすぎて言葉にならないとはこのこと。
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