ベニスに死すのネタバレレビュー・内容・結末

「ベニスに死す」に投稿されたネタバレ・内容・結末


結局最後まであの男の子のことみてるだけだったのか〜

セリフ少ないし喋ったと思ったら哲学的で難しかった
老人と美少年を使ってその時代の社会の背景を描いたから評価されてるんだと思った
努力によって美は創れると信じていた教授(音楽家)。
芸術家同士の『美』に対しての討論。
自然な『美』に対して葛藤して皮肉にも抗えなかったアッシェンバッハ教授。
視点が教授で覗いている感覚になる。何故かこっちを見るタジオ。
ベニスで疫病が発生し街中で消毒していても、ホテル従業員や街の人は甘く見て対策をしない。顔色の悪いギター弾き。
老いていく中で色んなものを失った教授が少年に対して見たいという衝動が抑えきれない。
自分が創れなかった『美』に対する憧れ、崇拝。
暴力的顔面!!
タージオの妹もママも
娼館のエスメラルダも

偶然や自然によってできた美の前では人口的な芸術は無力

顔面強すぎて追っかけちゃうな〜って話かと思ったらガチ恋しててちょっと萎えた。
あんな顔面強者エスメラルダでもダメなら芸術でもなんでもないただの面食いの腐れホモ野郎

「美しさ」「同性愛」「老い」
問題にしたそうな軸が多くてお腹いっぱい
研究して紐解かないとわからない

マーラー
冒頭の朝の海のシーンがなんとも美しい。
しかしそれ以降は嫌という程世間の騒々しさや浅ましさが目に入る。
最後の海辺のシーンまでは、徹底した独我論的描写に気分が悪く、早く「死す」の展開になって欲しくて辛かった。
が、最後に至高の美にたどり着いて、ホッと安心した。
おそらく、僕には年齢的にまだ早かったのかもしれない。
が、以下の解説を読んだら、しっくりきた。
http://scherzo111.blog122.fc2.com/blog-entry-390.html
”これは「美しさ 」が人間に宿る時間は ごく瞬時( すでに何度も書いているように、タッジオもまた年老いる )でありながら、「美しさ 」自体は 永劫不滅であるということを象徴しているように、私には思えます。”
スラッとした美少年に翻弄されながら、どんどん疫病にかかって死ぬ、おじさんの気持ちがわかる映画でした。
一歩間違えば、ストーカーおじさんの話になりそうなところを、ここまで美しい芸術作品にした監督すごい(失礼)

美しいものへの愛が人を活かし、人を殺す。美しさと醜さ、生と死、若さと老い。疫病の蔓延するベニスの街がとても印象的。

よくわかってない部分もあるけれど、この映画の持つ美しさを感じられたので充分。
 「芸術による美は理性によって到達すべきものであるし、またそれは可能である」主人公のアシェンバハは、そのような芸術観を持っている。
 しかし旅先のベニスで圧倒的な美を体現する少年、タージオに出会ってしまい、その考えは陳腐なものに思えてしまう。
 アシェンバハは少年に話しかけることもなく、少し遠くから、眺め続けることしかできない。
 圧倒的な美の前では人は完全に無力であるし、ひれ伏すしかない。その幸福感のうちで死んでゆく映画。

メモ
〇コロナ禍の中で見ると一層感慨深い。ベニスの街は至る所に消毒薬がまかれ、異臭がしている。やはり、ウィルスを死滅させるためなのだろうか、街の方々で炎が上がっている。
〇荷物を他所に配送され、アシェンバハは元のホテルに戻ることを余儀なくされる。つまりまた少年に逢えるということ。その時のアシェンバハの嬉しそうな顔。
〇死の直前、白髪を染めたその真っ黒い液がアシェンバハの頬を伝う。その様子とアシェンバハの視線の先にある少年の美しさとの対比。
美少年、ビョルン目当てで借りてみたけど前半はおじさんばっかり映ってて本当に美少年が出てくるのかと思ったけどちゃんと出てきました。美しかったです。
それと、途中で出てくる美は自然からしか生まれない。創造では作れないみたいな言葉が心に刺さったのでまた見直して確認したい
それと、ビョルン、映画の中で一言もセリフが無いのに美だけでみる人を圧倒させるなんて凄い…

追伸
解説等調べてこの映画の伝えたいことが分かった。
あと、ビョルンのセリフは全くないんじゃなくて少しあった。
生と死、美と醜、若いと老い。それぞれの対比がグスタフとタジオによって表されている。
グスタフが芸術により最高の美を創りあげようとしても美は自然からなるもの。長い探求の末タジオに出会い理解する素晴らしい話だった。今までの自分が愚かに見えてきた
今年3月、深夜の地上波で放送された録画を今観ました。メインストーリーと並行して、感染症流行と観光地ぐるみの隠微も描かれていました。
放送当時、なぜ今『ベニスに死す』なんて古い映画を放送するんだろうと思っていましたが、既にコロナが蔓延していた2月、テレビ局の警告だったのか、と気が付きました。

衣装・調度品・浜辺の景観とテーマ曲、タージオと彼の母の美しさは、コロナで疲れた心を豊かにしてくれる上質なものでした。
それだけに、若く美しいタージオに夢中になり、髪を染め、化粧をし、彼を追いかける主人公の姿はちょっと不気味であり、暑さと汗で毛染めも化粧も崩れていく姿で息を引き取る姿も、哀しいものでした。
町ぐるみでコレラの流行を観光客に隠すなんて現代では考えられないけど、ほんの100年くらい前はこういう世の中だったんだろうと思う。
主人公はパタリロの変装のモデルだと記憶してたんだけど、ネット情報では全然出てこない。??
ラストシーン、波打ち側で光が輝いてすごく綺麗。
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