想像以上の傑作。
脚本で人物関係が整理できていない部分……というか、上映時間内で処理しきれない登場人物の数を出してしまい、少し混乱する部分もある。その部分を加味しても、傑作であるのは間違いない。
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岸谷五朗の狂気はあったけえやつ(コカイン?)で増幅されるが、ほとんどゾンビのように何度も蘇る様は異様すぎる。パンイチで二丁拳銃のシーンよりも、腐らせた牛乳飲んで脱走、下痢を飛び散らせながら兄弟を殺し…
>>続きを読むヤクザ映画なのに外的要因一切なしで自分一人で率先して破滅に向かっていく徹底ぶりと、欲望に忠実だとか、これだけは譲れないといった矜持だとかの一言で片付く単純さを持ち合わせない、人間として、というより生…
>>続きを読む2000年ごろの映画って、年代が判読不能で独特なハザマの空気感がある。良い意味で。
こんなにも血と狂気だらけなのに、初めから死んでるから、覇気が無い。石松が抱く期待や希望があまりにも瞬く間に消えるか…
こんな男に見初められたら
女は不幸でしかないな
もう不幸が重なり
関わった人全員巻き込み事故で不幸の連鎖
恩を仇で返すシーン
粋な今村のアニキに号泣
ただただひどい
実話なんやから余計怖すぎる…