10ミニッツ・オールダー 人生のメビウスの作品情報・感想・評価

「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」に投稿された感想・評価

Ray

Rayの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

いわば監督見本市。
みんなやりたいことやってるのが良かったw
ヘルツォークは滅びゆく部族のドキュメンタリー撮ってるし、スパイクリーは政治の闇を暴かんとしてるし。

ヴェンダースはパリテキサスを思わせる荒野で車を走らせてるけど、題材のベタさとかトリップ描写とかがなんか若々しくって「いいじゃん!」てなった。

でもやっぱりエリセが飛び抜けて良い。
10分でこれだけの「悠久」感を出せるのすごいな…。
スニフ

スニフの感想・評価

4.0
やはりエリセは格別
たった10分のストーリーに全てが凝縮されていて映像も美しい
新聞の記事で第二次大戦中だとわかる
腕に描いた腕時計と振り子、ブランコの揺れ、刺繍、赤ん坊の生、家族、静かに流れていく時間の愛おしさ
久しぶりに鑑賞。
エリセは映像が美しい。
ジャームッシュはジャームッシュって感じで良い。
アキ・カウリスマキ、チェン・カイコーも完成度が高かった。
個人的にはモノクロ作品が良かったかな(スパイク・リーは評価しづらいけど)
Tommy

Tommyの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1.「結婚は10分で決める」アキカウリスマキ 3.5

2.「ライフライン」ビクトルエリセ 5.0
白い服に血が滲んでいく様子は白黒なことも相まってホラー調にも感じるが、時を刻む心地良い音に、それぞれの手仕事や生活がポエティックに描写され、とても綺麗。強いのは「生と死」のイメージ。手仕事と生活と、死の危機に瀕する生まれたての赤ん坊。
1940年6月28日は何の日なんだろう。どうやらエリセは6月30日に生まれたようだけど...。

草刈りの音、水の滴る音、金属を叩く音、全てがリズミカルに時を刻んでいて良い。

時計の音と思わせたところから金属を叩く音であると暴露することで、次の草刈りの音の正体が気になる。
糸組みで足に巻き付けたところから、少女の足のカットに移行し、不穏さを演出しているように思う。

3.「失われた一万年」ヴェルナーヘルツォーク 3.8

4.「女優のブレイクタイム」ジムジャームシュ 4.0
休憩時間に次々と訪れる人たち。全く休憩にならない休憩が面白おかしい。
ラスト、出て行く直前に女優が振り返り、そのまま退場。そして"Thank you for not smoking"を注目させるカメラワークが面白かった。

5.「トローナからの12マイル」ヴィムヴェンダース 4.5
ラリった男の視界として描かれるサイケデリックな映像が面白く、音楽も含めてノリノリのロードムービー。
物語としても面白くエンタメ性にも満ちた一作。良かった。

6.「ゴアvsブッシュ」スパイクリー 3.5

7.「夢幻百花」チェンカイコー 4.2
最後の展開が面白い。

スコアは短編毎の最高点に合わせた。
今帰仁

今帰仁の感想・評価

3.5
サクッと見れて各監督の作風が感じられて良い
エリセとカイコーが好き
よくぞここまで鬼才、異才、奇才と呼ばれるタイプの巨匠を集めてくれた!
時をテーマに名監督たちが10分という制限のなかで、それぞれの個性を炸裂させる。

アキ・カウリスマキは安定の無表情オフビート。常連俳優が真顔で笑いを誘う。「過去のない男」とつながっている?見なければ! !

ヴィム・ヴェンダースも安定のロードムービー。これはかなり好きだった。トレスポ感あり。ヴェンダース映画を久しぶりに見たくなった。最高!!

ヴェルナー・ヘルツォークも安定の南米秘境部族もの。文明と過去を見つめる蒸し蒸しとした盗撮ドキュメンタリー。10分作品なのに20年後のインタビューがありぶっとび。文明を知る前と後で時の概念が変わる。「文明に取り残された」という表現は文明人のおごりでしかない。これは何度もみた。良作。

ジム・ジャームッシュも安定のモノクロオフビート。

スパイク・リーだけテイストが異なりゴアvsブッシュの大統領選の出来レースを描いた怒りのドキュメンタリーで完全社会派。

チェン・カイコーが飛び抜けて良かった。失われた過去を抱きしめるような哀愁たっぷりの作品だった。チェン・カイコーさすがだな。この作品大好き。

世界の巨匠作品はどれも素晴らしく、良かったかどうかはもはや好みの問題なのだけど、そんななかでヴィクトル・エリセは鳥肌ものの傑作だった。

たった10分とは思えない、赤ちゃん誕生の喜びや日々の営みのなかで忍び寄るナチスの足音、スペイン内戦の名残りを見事に表現している。あふれだす映像作家の才能。この人、本当に凄いな。この作品は繰り返し鑑賞した。

世界の名だたる巨匠の世界を一気に堪能できる映画好きには垂涎ものの映画だと思う。至福の時間だった。
イデアもそうだったが「ワシが創ったったわ」がモロで主張が濃いです。

役牌だと国士辺りです。
none

noneの感想・評価

3.8
エリセ、ジャームッシュ、ヴェンダースが好き。
エリセの作品だけ二度観た。時を刻み、映像が美しく、余韻がある。
OZ

OZの感想・評価

4.5
短編映画集。映画プロジェクトのために寮で観た。ヴェンダースの作品をそれとは知らずに見て、これはヴェンダースだ、と気づけたことは嬉しかった。
ni

niの感想・評価

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①結婚は10分で決める:もっと見ていたかったと思わせる上手い10分あっという間(カティ大好き)
②ライフライン:詩を読んでるみたいだった
③失われた一万年:『彷徨える河』をこないだ見たばかりで、戻ってきた気分w
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