血と砂のネタバレレビュー・内容・結末

『血と砂』に投稿されたネタバレ・内容・結末

楽団と兵団の差異と符合の話。

三船敏郎はもちろん良かったけど、犬山一等兵の佐藤允がキャラも演技も勢いがあってとても良かった。

爆撃に音楽で対抗する最後もグッときた。




持田一等兵 : 靖国…

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独立愚連隊の完成形と言ってもいいような面白さ。兵隊と葬儀屋と軍楽隊一行がデキシーを引き連れ向かうはヤキバという決められた負け戦。女を知らずに逝ったトロンボンとクラリネット哀しみの盲撃ち。ヤキバには兵…

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戦争経験者にありがちな、戦争を憎んではいるもののそこで生まれる人間関係自体は悪く描かない
何かやってる集団の手元とか足元とか顔とかの部分部分のクローズアップのカットと全体像を織り交ぜる映し方が好きだ…

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先日ETV特集の「生誕100年 映画監督 岡本喜八の遺したもの」で紹介していたので見てみた。中国大陸。三船敏郎の曹長が軍楽隊の少年兵を率いる。全般的に軍楽隊の奏でるジャズや軍歌を響かせ、若輩に理解が…

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「明るく弔う」
小杉の言葉であり、岡本喜八の言葉でもあり、

曹長と軍楽隊の少年兵の戦争の話

白黒映画だけど重厚で
ポップさも感じられる反戦映画

音楽のチョイスもいいし
少年隊を名前ではなく
楽器で呼び合うのもなんかいい

三船敏郎演じる曹長が
最初から最…

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北支戦線が舞台。
三船敏郎演じる小杉曹長と、団令子演じる朝鮮人慰安婦のお春。
そして少年軍楽隊である。

『おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像』(集英社新書ノンフィクショ…

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戦争の残酷さを、非道さを、悲しさを、あらゆる映画人たちが作品にして伝えてきたが、こういう明るさを持って戦争の悲惨さを描くという方法もあるのかと唸らされた。
とにかく全編が音楽に彩られ、溌剌として気持…

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 戦争×音楽という異色の組み合わせ。音楽隊の少年たちが見る、地獄の戦争。
 冒頭、戦場で楽器を吹き鳴らしながら兵士たちが陽気に行進するというシュールな映像でスタート。オープニングの「聖者の行進」は(…

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【♪お春さん、オ・ハ・ル・サ・ン】

監督:岡本喜八(1965年・日本・131分・モノクロ・日本語字幕あり)
原作:伊藤桂一『悲しき戦記』

『血と砂』というタイトルからイメージしていたのとはずいぶ…

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